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1. 女優霊(1996)
ジャパニーズ・ホラー映画の原点ということで、日本独特の恐怖感をあおる雰囲気はビンビンに満ちている。
しかし、巷で言われているように稚拙な部分は多く(幽霊が出てきまくり、幽霊が肉々しいなど)、確かにあまり怖くはない。
この反省を元に名作『リング』などが出来ていくわけだから、その手のファンには必見の映画であることは間違いないだろう。
[DVD(邦画)] 5点(2014-12-01 20:50:05)《改行有》
2. 幸福の黄色いハンカチ
根幹を成すのは山田洋次一流の”いい話”。70年代の北海道という土地柄と合わせて、人々の人情劇が心に染みる。
ただ、ちょっと武田鉄矢が汚すぎるし桃井かおりも微妙な立ち位置で、イマイチ素直に鑑賞できない。
もうちょっと良いキャスティングがあったのではないか、と思ってしまう。
その代わりと言ってはなんだが、倍賞千恵子と高倉健の名コンビっぷりは冴え渡っている。
こちらは文句の付けようがありません。[DVD(邦画)] 5点(2014-12-01 20:48:44)《改行有》
3. 情婦
《ネタバレ》 アガサ・クリスティ原作の推理小説を映画化した古典的名作。
とにかく最後のドンデン返しが秀逸で、主人公が事の真相を見抜けなかったこと、つまり主人公が負けるという革新性と、モノクロ映画という古臭い映像とのギャップが印象的で、何度観ても新鮮な驚きを感じる。
[DVD(字幕)] 9点(2014-11-30 22:25:59)《改行有》
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