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1. シャッター アイランド
《ネタバレ》 映画のタイトルだけをみて、全く予備知識なしに鑑賞しました。精神異常者の失踪事件を追うために怪しい離島の精神病患者収容施設を訪れる主人公ですが、最初からなんとも言えない怪しい雰囲気で、時折なにか主人公がとんでもない秘密を抱えていそうな描写が入り込みますので、どんでん返しの展開が来るのだろうなと思いながら観ていきましたが、その期待どおりに最後はなりました。謎めいたところがたくさんあったので、わかった上で見返すと新しい気づきが得られそうではありますね。
虚実入り雑じった映像なので、どこまでが主人公の妄想なのかわかりにくいですし、観る人によって解釈が変わりそうな感じがするところが面白いのかもしれませんね。悪名高きロボトミーが行われていた時代の話ですが、実際問題この映画のような現実に直面すると、解決手段としてこういうことを行いたくなる気持ちもわからないではないですが、でもそうであるほど、やや確信犯的にこの手段を行っていたとも思えてくるわけで、よりその時代の医療従事者の罪は重い気もしてきます。
最後は尊厳死のような形で主人公の選択がえがかれますが、それを黙って見送る医師も含めて、切ない終わりかたでした。ただ中途半端に廃人にされるくらいなら、それこそ自決という道もあるとは思いましたけどね。[インターネット(字幕)] 6点(2022-08-29 01:24:04)《改行有》
2. ジュラシック・ワールド/新たなる支配者
《ネタバレ》 IMAX3Dで鑑賞。自分の会社(バイオシン社)の種から育った作物以外は全て食い尽くす遺伝子組換えイナゴを大量発生させて人類を危機に追い込み、その危機を回避するための技術に関する生きたヒントであるクローン人間(メイジー)を誘拐するが、本映画シリーズ歴代のヒーローたちに阻止されて滅ぼされるというのが話のすじだと思いましたが、たまたまこの世界が太古の恐竜がよみがえった社会であること、事件にかかわったのがその恐竜の復活に関与した人たち、というだけで、このストーリーのテーマに恐竜があまり関与していない気がしました。あと、バイオシン社がなぜ人類を飢餓に追い込むようなリスクを取ってまで危険なイナゴを作ったのか理解に苦しみました。
まあ、この映画シリーズの鑑賞動機が恐竜の迫力ある動き・恐怖を映像で体験したい、ということなので話のすじは二の次ともいえるのですが、であればもう少し恐竜のシーンをたくさんにしてほしかったなと思いました。とはいえ、映像のクオリティは十二分に高いですし、この映画シリーズが最後なのであれば、映画館で鑑賞できてよかったな、と素直に思えます。映像の魅力がなければ4点のところですが、映像でプラス2点、計6点評価にさせていただきます。[3D(字幕)] 6点(2022-08-20 16:06:53)(良:3票) 《改行有》
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