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【製作年 : 2000年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
1. スコア 《ネタバレ》 ノートンが出演してる時点で、「最後になんかあるんだろ?」と冷めた見方をしてしまうのが難点。 <追記>19年ぶりに再見。ちょっと古典的だが、それなりに楽しめる。「ブツ」はしっかり確認すべきというのをあらためて再認識。[CS・衛星(吹替)] 6点(2023-09-27 11:03:43)《改行有》 2. 水曜日のエミリア 《ネタバレ》 不倫カップルの自業自得の物語。しかも親子で連鎖。結局犠牲になるのは子供。内容的にはしょうもないんだが、自己中女のナタリー・ポートマンの演技は悪くはない。子役の子もまあまあかな。前妻が不倫カップルにキツク当たるのは当然ではあるが、医師の職業倫理として真実を伝える誠実さはあるというのは興味深い設定。[CS・衛星(字幕)] 4点(2023-08-03 20:08:45) 3. ストーカー(2002) よく言えば正義と悪が混在していているグレーな感じは中々よかったし、それなりの緊迫感もあって楽しめるのだが、悪く言えば中途半端で少々盛り上がりに欠ける。ロビンが主役だと悪役にはなり切れずこうなってしまうのは仕方がないのかもしれないが。[地上波(吹替)] 6点(2022-09-25 16:38:58) 4. スパイ・ゲーム(2001) 《ネタバレ》 レッドフォードはリタイヤするから無茶できたのか?それともリタイヤするのにあえて無茶したのか?どっちなんでしょうか??? <追記>18年ぶりに再見。時制が行ったり来たりするので回想シーンも多く、リアルタイムな緊張感には欠けるものの、正義感のある若手と冷酷なベテラン上司との出会いと決裂、そして冷酷上司は引退間際に負い目と人情が出てしまって3000万の老後資金を使って一芝居うって部下を助けるというある意味キレイな話。ただし、政治的な観点というか時代背景を考慮して見た場合にレッドフォードの台詞にあった「善悪のわかりやすさ・わかりにくさ」というCIA当人のある種の「嘆き」が、冷戦終結後のスパイモノの混迷をいみじくも象徴しているようにも思えた。[CS・衛星(字幕)] 6点(2021-06-13 16:46:44)《改行有》 5. ステルス 《ネタバレ》 昨今のAIブームの中、つい先日「戦闘機を制御する“軍事AI”が米軍のパイロットに圧勝」というNEWSがあった。このNEWSはシミュレーション世界ではあるが、一方で「米空軍、有人戦闘機VS無人AI戦闘機のドッグファイトを2021年に予定」というNEWSもあり、製作から15年を経て映画の世界が現実化する事になる。という意味では、AIへの興味関心が本作の評価に影響する部分はあるのかもしれない。 AIは「暴走」する一方「学習」もする。暴走による1人の死後(当時アカデミー賞等で売れっ子のジェイミーフォックスを中盤で殺しちゃうのは驚いた)、他の2人とはチームである事を学習し、「仲間」と調和・協力して最終的には自己犠牲的な行動までする。この辺はちょっと『ターミネーター』を彷彿とさせ、綺麗にまとめ過ぎてしまった印象はあるし、全体的にやや「軽い作り」になっているという難点はある。とは言え、映像的な迫力とスピード感はあるし、『ライトスタッフ』では孤高のパイロットを演じたサム・シェパードがAI機に惚れ込む悪役上官を演じるギャップも面白かった。そして、2020年においては先見性かつリアリティがあるとも言える作品になっている事が興味深い。時代が作品に追いつく事により、作品の評価が時代の影響を受けて変化するのもアリなのかと。 ちなみにテレ東は「美女に迫る危機!」という特集で本作を放映していたんだが、そういう観点からは物足りなさはあるかもしれない。[地上波(吹替)] 7点(2020-09-17 17:40:18)《改行有》 6. スナッチ 欧米のおバカ映画なんだろうが、こういうのが面白いと思える人とは生きてる世界が違うんだろうな。[CS・衛星(字幕)] 1点(2020-09-15 11:45:14) 7. 助太刀屋助六 《ネタバレ》 父子の葛藤や和解が描かれるわけでもなく関係が曖昧なまま仇討ちに移行していくのが唐突な印象。本人曰く「仇討ちではなく位牌に助太刀を頼まれた」という事らしいのだが、説明としてやはり無理がある。そういうディテールに拘る作品ではないのかもしれないが、肝心の動機となる部分なのでこの辺は疎かにしてはならないと思うのだが。[CS・衛星(邦画)] 4点(2020-09-02 14:23:12) 8. スネーク・フライト 内容的にあまり期待はしていなかったが、点数がワリといいので観てしまった。で、結局後悔する事に・・・。[地上波(吹替)] 3点(2016-06-09 16:59:15) 9. 素敵な人生のはじめ方 人生には諦めも必要で、現実を見据えてある程度の妥協もしつつ、それでも人生を生きなければならないわけで。ただ、「諦めない・前向きに」ってスローガンには違和感を感じるな。[CS・衛星(字幕)] 5点(2015-03-23 12:46:16) 10. スラムドッグ$ミリオネア 《ネタバレ》 貧困問題をエンタメ調に描いて、鑑賞者に疾走感だの躍動感だの爽快感だのといった印象を持たせる事に違和感を感じつつも、どんな所にでも幸福はあるというか、子供たちの生き生きとした力強さは印象に残るものがあるし、欺瞞的な西欧人を騙す所なんかは痛快ですらある。(そもそもここに描かれている事がどれぐらい現実を表しているのかも定かではないのだけれど。) 最終的には、カネか女(愛)かみたいな選択になって、カネを選んだ兄と女を選んだ弟(クイズに出たのはカネのためじゃなく女を探すためだし)を対照的に描き、結局は「運命だ」みたいな少々説教くさくて、クドイ感じもしないでもないが、全体的な作り方としては上手いし、作品としても面白いと思う。[DVD(字幕)] 7点(2014-01-01 11:18:40)《改行有》 11. 砂時計(2008) 題材としては悪くないと思うんだが、明るい少女と上品な女性2人が心の闇を演じきれていないので展開に唐突感というか、中途半端さがあるのかな?とは思う。キャストを変えるか、演じ方をもっと暗く・重くしてもよかったのでは。[地上波(邦画)] 6点(2013-01-06 10:59:11) 12. スタンドアップ コレが本当なら、まさに糞にまみれた会社だな。[CS・衛星(字幕)] 7点(2008-06-02 02:48:06) 13. スカイキャプテン ワールド・オブ・トゥモロー いろんな映画をパクッテル点では同じと言える「ラピュタ」の平均点が異常に高い事に違和感を感じるのだが、これは「ラピュタ」より全然マシだと思うのだが、俺のセンスがオカシイのだろうか???[CS・衛星(字幕)] 6点(2008-05-06 00:55:44) 14. ズーランダー ドコで笑えばいいの?[CS・衛星(字幕)] 3点(2008-03-11 00:09:38) 15. スーパーマン リターンズ 私が小学生時代に流行った映画と言えば、「スターウォーズ」「ジョーズ」「スーパーマン」です。この3作は当時小学生だった私を熱狂させました。その後各々がシリーズ化されましたが、「スターウォーズ」以外はどれもぱっとせず、中学生になるとジャッキーチェン物に興味関心が移っていたものです。コレが当時の子供達の趨勢だったと思います。で、少し前に「スターウォーズ」EP1が久々に登場。オープニングの一瞬で20年前に一気にタイムスリップした感じでした。そしてこの「スーパーマン」。これも「スターウォーズ」同様オープニングの一瞬で30年前に一気にタイムスリップした感じでした。特にコノテーマ曲は小学校時代のブラスバンドでよくやった曲で、レコードも何度も聴いていたし「スターウォーズ」以上に心を揺さぶられました。が、作品の方ですが、可も無く不可もなくといった感じで、んーやはり古き良き70年代だからこそ成り立つ話で、今見ても懐かしさ以上の物はなく、「スターウォーズ」のような「これぞまさしく感」に乏しいような。さてさてキングコングも帰ってきたことだし、次はジョーズを誰がやるのかな???[DVD(吹替)] 6点(2007-01-27 14:53:07) 16. スーパーサイズ・ミー 監督体当たりの食と健康について考えさせられる良作だと思うが、コノ映画の皆さんのコメントは映画並に面白い。それぞれの賛否両論は最もな印象を受ける。私は1年間の殆どの昼食をマックにしたという経験がある。理由は1、完全禁煙・分煙である。2、長居しても文句を言われない。3、無線LANが使える。である。(ちなみに朝食抜き・晩飯はスーパーの惣菜、運動も殆どしない生活)結果だが、体型・体重は全く変わらず、健康診断も全く異常なし。よって1日1食程度なら何ら問題はないという認識だ。NYやハワイでは飲食店が完全禁煙であるにも関わらず、日本ではそれが出来ない。国は国民の健康よりもタバコ税の方が大事だし、外食産業も客の健康より売上の方が大事だからだ。まあ、タバコにまみれてヘルシー・コダワリの食材を食べるか?クリーンな環境でジャンクフードを食べるか?の選択だけど、マックをはじめとする完全禁煙・分煙に取り組んでいるFFチェーンは受動喫煙を放置しているその他大勢の外食店よりマシだと思う。「食の安全性にうるさい」と言われる日本だが、何故こんなにタバコに関しては寛容なのかあらためて理解に苦しむ。東京都の飲食店が完全禁煙になる日はやってくるのだろうか???[DVD(吹替)] 7点(2007-01-09 03:16:22) 17. スウェプト・アウェイ んー歪んでいるというか、コレが人間の本性というべきか・・・。結局、金と力と環境で愛情も変わるって事なのかな?って感じもするけどね。最後に指輪を買っちゃうところが物悲しいなあ。[地上波(字幕)] 6点(2006-09-17 14:21:30) 18. SPIRIT スピリット(2006) 実話とは思えないほどよく出来た話で驚いた。(多少の脚色はあるのだろうか???)小中学生時代はブルース・リーやジャッキー・チェンの映画をよく見たが、カンフー映画は久しぶり。少林寺も中学の時見に行ったが、高校時代からはカンフー映画からはちょっと遠ざかっていたが、本作品は少林寺に始まったジェット・リーの役者人生の集大成とも言える作品だと思う。個々の対決シーンはどれも迫力・スピード感共に素晴らしく、これで終わりにするのはホントにもったいない気がした。ジェット・リーに関しては、正直言って今まではただのアクション俳優という印象しかなく、前述の2人に比べるとスター性に欠けると思っていたのだが、本作品における喜怒哀楽に満ちた情感溢れる演技力は、彼への評価を変えるものがあり、今後アクション抜きでもやっていけるであろうという期待感を抱かせる。欲を言えば、もう少し尺を長くして、農村における心境の変化や援助してくれた友人との交流について描いて欲しかったと思う。主人公の経験に基づく「憎しみは憎しみしか生まない。報復はいけない」を実行できるか否かは、個々の人間関係から国家間に至るまでの永遠の課題だろう。[映画館(字幕)] 8点(2006-03-27 01:40:54) 19. スクールウォーズ HERO 中学時代から、ラグビーに憧れ、ラグビー部のある高校を選んで受験。高校1年の時に原作を読んで、とても感動し、2年のときにドラマ化された時は毎週楽しみでした。(ドラマはかなりき脚色入ってますが・・・)。プロジェクトXでも放映されましたが、本作品はかなり原作に忠実だと思います。カテゴリーには入ってないですが、これは「実話」です。実話とは思えない、奇跡の物語です。単なるスポ根でもありません。ラグビーについての知識は不要です。最近他人と上手くいかないなあと思う人は必見です。他者との信頼関係の構築についてとても考えさせられました。[映画館(字幕)] 9点(2005-11-07 01:31:04) 20. スウィングガールズ こういう学園ものというか青春モノを見ると必ず自分の過去というか当時を振り返ります。私自身吹管楽器をやっていた経験がありますが、音を出すのはそんなに難しい事でもなく、3ヶ月ぐらい毎日やれば多少の曲は吹けるようになり、半年もやればそれなりの事はできるようにはなります(出演者は4ヶ月でマスター?)。高校時代はラグビーをやっていて今は、後輩の指導なんかをしているのですが、素直になんでも吸収していく高校生の部活動というのは季節とシンクロして短期間に大きく成長していくものです。例えば冒頭シーンの野球であれば、初冬のセンバツの予選負から練習が始まり、春を経て、夏に昇華して終わる。ラグビーであれば年明けの新人戦に始まり春の地方大会、真夏の練習を経て、冬のシーズンで昇華する。各々季節毎にピークがあって、それに向けた準備や練習をするわけです(音楽に季節は関係ないですが・・・)。練習シーンが少ないとか短期間に上手くなりすぎという指摘がありますが、高校野球の地方予選が終わる7月から練習を始め、秋の店頭での演奏(演奏終了時に雪がパラツク演出はニクイです)、そして冬の雪が降り積もる2月演奏会と、季節の変化を使って、彼女たちが成長していったというのを判らせる手法は見事で情緒的です。コメディータッチの本作品に練習で苦労するベタなシーンなどは不要であり(それこそ裏ネタで十分)、この8ヶ月間の季節の移り変わりを見れば、その間に猛練習して上達したんだなと非常に納得できます(確かに指導者不足というのはわかりますが)。高校時代に何かにホンキで打ち込んだ人ならそれがオーバラップするはずであり、彼女たちの苦労など描かなくても、観客内心に自身の高校時代や部活動に打ち込んだシーンが蘇ってくるはずなのでは? 長い人生の中でのたった3年間という限られた高校生活で何かを行う際の時間・季節の重要性。この監督は高校生活における季節感と部活動とその成長というものを非常によく判っているなあという印象を持ちました。 ※ダメ高校生が最高の指導者により練習で苦労して強くなるという展開をお望みなら「スクールウォーズ」をお勧めします。[地上波(字幕)] 7点(2005-11-07 01:25:55)(良:1票)
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