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プロフィール |
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914 |
性別 |
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自己紹介 |
ハリウッドのブロックバスター映画からヨーロッパのアート映画まで何でも見ています。 「完璧な映画は存在しない」と考えているので、10点はまずないと思いますが、思い入れの強い映画ほど10点付けるかも。 映画の完成度より自分の嗜好で高得点を付けるタイプです。 目指せ1000本! |
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1. スリーパーズ
【法廷もの】が一つのジャンルとしてカテゴライズされているようにアメリカは訴訟大国。感情的な日本と合理的なアメリカではあまりに価値観が違いすぎるから、評価が分かれるのは当然だろう。たとえ犯罪による自業自得だとしても、それはそれ、これはこれ。どちらが人権的に先進国なのか後進国かなんて不毛で、『スタンド・バイ・ミー』みたいな悪ガキ達の友情ものとして見た方が正解な気がする。にしては豪華キャストの割にみんな影薄く感じるくらい地味で暗いお話でありました。[ビデオ(字幕)] 5点(2016-12-19 22:26:27)
2. ストリートファイター(1994)
《ネタバレ》 「何でガイルが主役?」
「何でサガット以外の四天王の名前がシャッフル?」
原作ゲーム経験者の自分には違和感が湧いたが、
前者はアメリカではガイルが大人気であり、戦友の仇討ちというバックストーリーがあるから。
後者は登場キャラクターにマイク・バイソンというボクサーが存在し、
肖像権侵害でマイク・タイソンからの訴訟を避けたいという大人の事情があるから。
なお、サガットは初代の原作ゲームに登場し、既に商標登録済み。
そういう部分を抜きにしても、「スタッフは本当にゲームをしたことがないんだな」と言わんばかりの原作破壊と
キレのない再現度低しのアクションばかりで『ストリートファイター』と名乗って欲しくない。
ヴァンダミングアクションとして見れば、2点スレスレだろう。
これがラウル・ジュリアの遺作で続編を匂わせるラストカットが皮肉すぎる。[地上波(吹替)] 2点(2016-04-15 22:20:18)《改行有》
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