みんなのシネマレビュー |
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21. ステッピング・アウト 本当にどこにでもいるような普通のおじさん・おばさんが、それぞれいろんな問題を抱えつつ奮闘していく姿が良かったですね。 ショーの部分以外は派手さはないですけど、非常に親しみのもてる作品でした。 ライザ・ミネリの演技もとても良く、最後のミュージカルシーンも「さすが!」の一言でした。[ビデオ(字幕)] 8点(2006-11-08 11:52:16)《改行有》 22. スティング 《ネタバレ》 学生の頃以来、2度目の鑑賞でした。ラストシーンのどんでん返しは鮮烈な印象があったので良くおぼえていたのですが、殺し屋には見事に騙されてしまいました・・・・・。 しかし、雰囲気といい俳優陣の演技といい軽妙な音楽といい、本当に素晴らしいとしか言いよう がない作品ですね。 [ビデオ(字幕)] 8点(2006-08-29 12:41:56)《改行有》 23. スイート・チャリティ 《ネタバレ》 フェリーニの「カビリアの夜」のミュージカル版ということで見たのですが、本家に引けをとらない素晴らしい作品でした。舞台をローマからニューヨークに移していて、さまざまな当時のNYの風景が映しだされています。ストーリーの流れもほぼ同じで、やはり最初は突き落とされて溺れるシーンでした。(最後もカビリア程悲惨ではありませんでしたし。) とにかく、シャーリー・マクレインが可愛いです。決して美人という訳ではないのですが、すごく惹かれました。(小学校卒を冗談に取られるシーンはちょっと可哀想でしたが) ミュージカルのシーンも良く、舞台でも見たいなと思ってしまいました。 とにかく、チャリティの前向きさに元気をもらえる作品でした。(ただ昔の男の名前の刺青っていうのはやっぱ引いてしまいますよね。) サミー・デイヴィス・Jrもイカしてましたね。 [ビデオ(字幕)] 8点(2006-05-04 22:51:36)《改行有》 24. スリーパー 《ネタバレ》 あまり、SF作品は見ないのですが、これは面白かったです(まあSFというよりはコントに近いですけど)。 過去の人物や出来事について聞かれて、皮肉たっぷりに答えるところや召使いロボットに扮している場面などは爆笑してしまいました。(あと、妙に未来の世界がチャチなところも笑えます。) しかし、本当にウディ・アレンとダイアン・キートンのコンビは素晴らしいですね。この作品でも本当に息がぴったりあってます。 まあ、いろいろな小ネタもあったりして楽しい作品でした。 [ビデオ(字幕)] 8点(2006-05-01 16:10:06)《改行有》 25. スウィングガールズ 《ネタバレ》 ジャズに限らず音楽の力って凄いなとつくづく思いました。途中でスーパーの前で「Make Her Mine」(リーバイスのCMでおなじみの名曲です)を演奏するシーンや最後の音楽祭の演奏シーンなんかは本当に格好良かったですね。また、観たくなる映画でした。 [地上波(邦画)] 8点(2006-04-16 22:47:26)《改行有》 26. 素晴らしきかな、人生(2016) 《ネタバレ》 く言えば奥が深い、悪く言えば説明が足りなすぎる・・・でも繰り返し見たくなる作品です。なんとなく、ウディ・アレンを思わせるような作風は嫌いでないです。キャストも豪華でみごたえがあります。[DVD(字幕)] 7点(2018-01-04 01:14:00) 27. スリーピング・ディクショナリー 《ネタバレ》 単に良く出来た恋愛ドラマというだけでなく、帝国主義下の植民地経営の状況が描かれていることが興味深かったです。 [地上波(吹替)] 7点(2015-03-29 13:50:51)《改行有》 28. スナイパー・バレー 《ネタバレ》 民族間の憎しみが続くコソボに赴いたドイツ軍兵士たちの苦悩、双方共にそれなりの大義名分を持っており、どちらにも過度の介入ができない任務を遂行する難しさが伝わってくる作品でした。 何百年もの時間をかけて培われた遺恨ですからそう簡単に解消なんてできはしないでしょう・・・しかし、終盤の展開はかすかに和解への希望を見せてくれます。 [DVD(字幕)] 7点(2010-01-30 02:08:24)《改行有》 29. SPY リー・チョルジン/北朝鮮から来た男 《ネタバレ》 チャン・ジン監督のストーリーテラーぶりには本当に感服しますね。この作品でも、韓国社会が抱える問題点(主に南北関係)がコメディのオブラートに包まれた形で我々に投げ込まれていき、エンドロール直前にそのオブラートが一斉に溶けていくような仕掛けが隠されていて、ハッとさせられました。観終わってからも何度もストーリーを反芻してしまいました。 [DVD(字幕)] 7点(2009-04-09 08:45:31)《改行有》 30. 砂と霧の家 《ネタバレ》 ストーリー展開の巧さ、ベン・キングスレーをはじめとする出演者達の素晴らしい演技、美しい映像と良く出来ている映画です。ただし、非常に後味の悪い作品でした。 内容については、ドライで利己主義的な他民族国家であるアメリカならではの物語であるなと感じましたね(日本もだんだんこういう風になっていってしまうのでしょうか・・・・・)。また、あのアホの保安官はまさにアメリカを象徴するような人物でしたね。 個人的には、やはり役所のミスで不幸にも競売になったのだから、大佐は役所から購入金額と諸費用(改築費や引越し費用等)を受取り、家を元の所有者に返すべきだと思うんですけどね。まあ、イランで偉い人だっただけに面子を保ちたかったんでしょうが・・・・。 [DVD(吹替)] 7点(2008-02-04 18:38:12)《改行有》 31. スワロウテイル 《ネタバレ》 サントラはリアルタイムで良く聞いていたんですけど、映画の方は初めて観ました。しかし凄い作品ですね。無国籍映画というか、われわれの持つ「移民」「アジア」「スラム」等々のイメージを映像化するとこうなる、という印象ですね(これ、中国人が見たら怒ると思います。抗議とか来なかったんですかね?)。正直言って、わけわかんないストーリーなんですけど、得体のしれないパワーと小林武史の音楽に圧倒されてしまった感じですね。 しかしまあ、中国が凄い勢いで経済成長を遂げている今では、利潤を得るために日本企業が中国に多数進出していたりして、どっちが「円盗」(「元盗」?)だかわからないですね・・・・・。 [映画館(邦画)] 7点(2007-07-07 17:35:48)《改行有》 32. ストロベリーショートケイクス 《ネタバレ》 まあ、非常に生々しい作品で、正直ちょっと引いてしまう部分もありました。そんな中でも、池脇千鶴のちょっと三の線が入っているキャラクターが、この作品を重くなりすぎないように上手くバランスをとっていて良かったです。 私は男なので、ちょっとストーリーに入りこむことができず傍観するような形になってしまったのですが、登場人物達の部屋の家具・雑貨や小道具的なものがちょっと個性的でそっちの方に結構目が行ってしまいました。(ベッド代わりの棺桶は中々シュールでいいですね。あと、業務用の透明な冷蔵庫はちょっと自分の部屋にも欲しいなと思いました。) [DVD(邦画)] 7点(2007-06-17 20:26:39)《改行有》 33. スティル・クレイジー 《ネタバレ》 ロック・ミュージシャンが年をとっていくというのは結構残酷な現実ですよね・・・・。歌っている世界とどんどん乖離していく訳ですから。まあ、ストーンズのような化け物みたいな人たちは別として、どうしても旬を過ぎてしまうと過去に縋っていくしかないわけですからね。 そういう厳しい現実に立ち向かうおっさん達をユーモアを交えて描いていて面白かったです。 [DVD(字幕)] 7点(2007-06-16 20:39:06)《改行有》 34. スターリングラード(1993) 《ネタバレ》 非常にリアルで悲惨な戦争映画です。愛国心も英雄もここには存在しません。ただひたすら絶望的な兵士達の姿が描かれています。 ドイツ軍を描いているのですが、いわゆる「ハイル!ヒトラー!」のナチ式敬礼は殆どなされていません(1回だけ出てくるシーンがありますが・・・・・・)。 俯瞰して見れば戦争というものにはドラマがあるのかもしれませんが、個々の人間からすれば絶えず生命の危機にさらされる地獄に過ぎないのだなと痛感しますね。 [ビデオ(字幕)] 7点(2007-05-17 18:25:03)《改行有》 35. 好きだ、 《ネタバレ》 我々の日常生活にはBGMなどないし、芝居のような会話もない(話すのは差しさわりの無い程度のどうでもいい事ばかり)。好きな人がいても「好きだ」なんて酔っ払った時か、余程切羽つまらなければ言う事が無い。目の前に一本道があるのに、あえて回り道を選択してしまうような恋愛しか出来ない・・・・・。そんなリアルな世界を描いている作品です(17歳と34歳のキャスティングも見事です。)。静かでシンプルな作品なんですが、生々しさすら感じました。 ただ、「不幸」のトッピングがちょっと余計な気がしました。 [DVD(邦画)] 7点(2007-03-27 18:12:26)(良:2票) 《改行有》 36. SWEET SIXTEEN 《ネタバレ》 もうとにかくやるせないとしか言いようが無い作品ですね。本当に、厳しい現実を淡々と描いていて「社会が悪い、環境が悪い・・・・・本当にどうすれば良いのか」と非常にいろいろな事を考えさせられる映画でした。特に、まだ幼さの残る15歳の少年が主人公ということが、この悲劇的な状況を浮き彫りにしていますね。(イギリスだけの問題では無く、日本でも起こり得るテーマだと思います・・・・・・)[ビデオ(字幕)] 7点(2006-12-25 13:49:54) 37. スーパーサイズ・ミー 《ネタバレ》 最初は、アホなアメリカ人の映画かと思ってましたが、実際は体を張ってアメリカ人の食生活に対して警告を唱える、大変まじめな面白い作品でした。(まあ、1ヶ月もの間1日3食マクドナルドというのはアホといえばアホですが)しかしこういう作品をみていると、我々はアメリカについて知ったような気がしているだけで、実はあまりわかっていないと言う事を思い知らされますね。 [ビデオ(字幕)] 7点(2006-04-16 22:44:26)《改行有》 38. STAND BY ME ドラえもん 《ネタバレ》 ストーリーは、名作を選りすぐっており、何度も見ているはずなのに、改めて心に沁みました。ただ3Dの微妙なリアル感が個人的にはちょっと合わなかったですね・・・・(ちょっと気持ち悪かった・・・) 個人的には、ドラえもんはギャグ漫画だと思っているので、感動を全面に出されると違和感を抱いてしまいます。(まあ、この作品以外のドラえもん映画全般に言えることですが)[地上波(邦画)] 6点(2016-05-07 11:34:01)《改行有》 39. 砂時計(2008) 《ネタバレ》 夏帆や松下奈緒の魅力で美化してはいますが、結局は自己中心的な親の下に生まれた自己中心的な娘が、自分の思い込みだけで行動し、いけ好かない男とくっつきそうになるが捨てられ自暴自棄になり・・・・・というかなり鬱陶しい物語です。特に、自殺がまるで遺伝するかのような描写はどうなんだ?と思いましたね。 ただ、この映画のキーワードともいえる「強さは弱さの上にある」という言葉には感銘を受けました。 [地上波(邦画)] 6点(2010-02-10 23:50:54)《改行有》 40. 素晴らしき休日(2007) 「監督・ばんざい」というしょうもない作品を観た後に流れる「キッズ・リターン」の断片は効きましたね・・・。[DVD(邦画)] 6点(2007-11-13 20:16:45)
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