みんなのシネマレビュー |
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1. スティーブン・キング/ドランのキャデラック 演技の質は悪くないです。原作は未読ですが、キングらしい雰囲気は伝わってきます。ただ、最後の場面は少々長すぎ、あの展開なら15分ははしょっても良さそうだなと思いました。[地上波(字幕)] 6点(2011-01-29 23:09:03) 2. SPACE BATTLESHIP ヤマト ヤマト世代です。実写版が制作されるという噂がネットに流れ始めたころからずっと情報を追っていました。 妻と夜な夜な、プロデューサー気分でああでもないこうでもないとキャストの案を練ったりしながらその日は近づいていきました。しかし古代君がキムタクになってしまったり、主題歌が宮川さんでなくてタイラーになったりという情報に不安をかきたてられながら、今日の日を迎えました。 あまり過剰な期待をしてがっかりしないように、心の準備をしていたのですが、でもそうした予想は良い方に裏切られました。 原作アニメの良いところ、名シーン・名セリフをできるだけ生かしつつ、大人視線から見ると「ちょっとそれはありえないんじゃないの」というところを、理解可能な範囲の設定に置き直し、しかもそれで全体のストーリーをきちんと二時間の枠の中に収めきるということは並大抵なことではなかったと思います。はじめはありえないと思ったキムタクの古代進だって、ただの訓練生がいきなり戦闘班長というエリート主義的な設定よりは、よっぽどリアリティを感じることができました。女性におきかえられた乗組員たちも、森雪の紅一点が主人公と恋に落ちるという無理な設定の違和感をかなり解消してくれています。地球滅亡まで誰が計算したのか根拠のよくわからない数字で「あと一年」となっていたのも、もしかしたらあと数か月と言い直されているのだって、リアリティを優先し、かつ2時間の映画にドラマをおさめる工夫の一つだったのでしょう。 お話の基本的なテーマを、リーダーに求められる決断と責任、そして自己犠牲ということに集約したことも正解でした。変えられた部分にはすべて必然性を感じたし、残された部分にはノスタルジーを、そして実写化することで増したリアリティーに感動を覚えました。ポケットアナライザー、うちにも一台欲しいですね(笑)。[映画館(邦画)] 10点(2010-12-14 00:15:08)(良:1票) 《改行有》 3. ストレンヂア -無皇刃譚- この殺陣の見せ方は、これまでのアニメーションがたどり着いた最高の表現ではないか。素早い動きでありながら、どのように動いているのかちゃんとわかるように見せて体感させ、また実写におけるワイヤーアクションのような不自然さがない。脚本にしても、エンディングに向かって徐々に盛り上げ、登場させたたくさんのキャラクターを最後まで使い切っているのも見事。ただし仔太郎の声には僕も何度も違和感を覚えた。長瀬さんはよくやっていたと思う。[DVD(邦画)] 8点(2010-12-05 01:07:31) 4. スコルピオンの恋まじない ウディ・アレンもあんなにおじいさんでそりゃあ役柄に違和感の感じたけど、やっぱりこのセリフまわしは彼ならではのもので、しっかり楽しく見られちゃいました。早口のセリフは一回見たくらいでは聞き取れなかったので、英語字幕でじっくり見てみたいです。[地上波(字幕)] 7点(2008-08-12 02:04:35) 5. スパイダーマン3 スパイダーマン原作からのファンで、映画も1・2は良かっただけに、これはがっかり。どうみてもキャラクターをつめこみすぎで、描くべきものが描けていない。ライバルはハリーだけで十分だったはず。あとは自分自身との戦いという要素に集中すればよかっただろう。前作までではしっかり行われていた主人公に対するぎりぎりまでの追い込みが不十分なために、エンディングにおける問題の解決がカタルシスにつながらない。[DVD(字幕)] 3点(2008-07-30 03:07:13) 6. スリング・ブレイド 《ネタバレ》 とってつけた偏見のかたまりのようなストーリーで、「世の中にはこういう幻想ってあるよな」というとおりに最後まで進みます。「まさかそんなふうには終わるまい」という期待は、悪い意味で裏切られます(笑)。[地上波(字幕)] 1点(2006-11-21 23:36:10) 7. スパイダーマン2 映像的に前作で不満を感じた点はかなり改善されていた。トビーの表情の作り方には少々ワンパターンかなあという感じも受ける。ストーリー的には前作のひきをよく回収していると感じた。全体的にはよくできているのでは。悪役も今回は子供だましっぽい感じはせず、「エイリアン」程度にはリアルだった。全体的にはとても楽しめた。9点(2004-07-04 18:01:35)
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