みんなのシネマレビュー |
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1. SPACE BATTLESHIP ヤマト 《ネタバレ》 正直ここまで酷いとは思わなかったが、宇宙からのメッセージ、さよならジュピターなど伝統的ダメ日本SFの流れを踏襲しているといえなくもない。とにかく船内での談笑シーンは、猟奇映画の残酷描写よりもっと顔を背けたくなる、恥ずかしくて。キスシーンはタイミングといい爆笑するしかない。ストーリーも古代の成長にスポットをあてているが、それもハリウッド映画で良くあるから、的なスタイルありきで語りたい部分がない気がする。古代の沖田への感情、態度が極端で流れがないし。全体的に監督の好きないろんなハリウッド映画とヤマトのセリフの切り貼りみたいな映画。セットに金かけられないのは仕方がないが、顔をわかりやすく照らすだけの照明は船内をより安っぽく映すし、スケール感がない。思ったより面白かった、という声も聞くがどんだけ期待値を下げていたのか。俺もバトルフィールドアースくらいは面白いのかと期待したが、足元にも及ばなかった。でも、みんな見た方がいいと思うよ。伊集院光もいってたけど、往年のヤマトファン、キムタクファン、そしてつっこみを入れたくてしょうがない人達と、アンチ含めて全てを顧客と捉えたマーケティングは見事!そして全ての人達をある意味満足させるヘボっぷりは着地点として絶妙すぎる。思ったより悪くない、と思った以上に酷い、が良い具合に混在して、結局みんな見たくなる。映画としてはダメな映画だが、みんなに勧めたくなる。絶対見終わったあとの飲み会とか盛り上がるよ!それ含めてのイベント映画として見れば満点!![映画館(邦画)] 1点(2010-12-03 12:03:43)(良:6票) 2. スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐 EP1で期待を裏切られて、いやいやまあいいじゃない、と余裕ぶっこいたらEP2は 繰り返し見れば見るほど酷さがにじみ出て、これはもう別物と思うことにしようと 思ってました。のであまり期待せずに見ましたら結構面白かったですね。1,2で 消えうせたかのように見えたSWシリーズの魅力である”魅力的なキャラクター” そして”印象に残るセリフ”が結構蘇って来てうれしい。1でのクソガキ、2での わがまま青年アナキンは(ヘイデンは大根役者なのかと誤解しそうになった)、 今回心の葛藤もある程度説得力を持ち、ルックスも危険な感じで格好良くなった。 前半のドゥークー伯爵との決闘シーンはEP6のラストの伏線となるように作られ、 ようやくこのシリーズの意図が見えました。アナキンが犯した過ちを同じような 状況でルークは乗り越えていくのか、という形で見ればよいわけですね。 イワンの悲痛な叫びは結構心に響くし、予想通りのラストシーンも良いのでは? 結局DVD全部買ってあるけど、どうせ特典付きのすげえBOXセットが発売 されるんだろうなあ。 [映画館(字幕)] 8点(2005-06-26 17:27:36)(良:1票) 《改行有》 3. スウィングガールズ ありえねー!!!っていうのが無粋だというならばもっと 演出をケレン味たっぷりにして非現実さを良しとするような ものにするべきだ。ウォーターボーイズもそうだが、本当の意味で テーマとなるもの”シンクロ”せよ”ビッグバンド”にせよ、 それに対する愛が薄っぺらなのだと思う。だからこそ場当たり的な ギャグで笑わせようとするのだと思う。笑えないし。きっと 彼女たちの本当のドキュメンタリーを見たほうがきっと感動する のだと思う。監督自身が楽器を演奏できた時の喜びを全く理解して いないのか、それともそういった過程に面白さを感じていないのか 腹が立つほど音楽の楽しさを感じさせてくれない。 ”スクール・オブ・ロック”のロックに対する愛の足元にも 及ばない、なんとも音楽、映画双方をなめた作品に仕上がっている。[DVD(字幕)] 1点(2005-05-15 21:13:58)(良:3票) 《改行有》 4. スパイダーマン2 前作以上にライミ色が強くなっていてうれしかった。特にドック・オクが暴れる手術室のホラーっぽいシーンは”死霊のはらわた”をも彷彿させる。得意の高速逆ズーム、斜め構図もいっぱい見れたし。ブルース・キャンベルが前作のプロレス司会者から引き続き劇場のドア係として出ているのも爆笑。はやく”死霊のはらわた4”でも撮って頂戴よ!8点(2004-08-08 21:48:47) 5. スクール・オブ・ロック ジャック・ブラックによろしく。まさにJBの映画だ。彼のテンションの高い演技で煽られる。まさにロック。ストーリーは天使にラブ・ソングを とかの部類だが、実に壮快に笑える。ロック・スターを夢見ながら高校の文化祭でロックバンドをやった事を思い出しながら見た今では平凡なサラリーマンで子供が2人くらいいるあなた!ツボだったでしょう?僕は泣きそうにツボでしたよ。8点(2004-05-09 23:52:12)(良:1票) 6. スモーク(1995) 劇場で見たときは涙で席を立てなかった。自分を振り返って、僕はどれだけ人にやさしくしてきただろうか、と考えた。こんな時代だからこそみんなに見て欲しい映画。9点(2003-11-03 01:12:23) 7. ストーカー(2002) 邦題からするとラストで犯人が落下して何かにグサリと刺さって死ぬ、というよくあるハリウッドものを連想させるけどかなり丁寧な作りで好感もてます。特に細部に配された原色アイテムなど、現像にこだわる主人公のキャラと重なりかなり良いね。構図も練られているし。ハリウッド慣れしている人にはあっさりしすぎとか言われそうだけどね。8点(2003-06-21 22:33:13) 8. スター・ウォーズ エピソード2/クローンの攻撃 まあまあだな。ストーリーはごちゃごちゃ詰め込みすぎてせわしなくて嫌だった。辻褄合わせのためにとりあえず出しておくかって感じのキャラが数名。いろいろ唐突。でも前半の犯人探しなんて今までのシリーズではない雰囲気でちょっと面白かったね。ジャンゴのスレーブ1とのドッグファイトは迫力あってわくわく!ヨーダは爆笑。恋愛シーンは観ていられない。恥ずかしい。アナキンはただのわがままな若造だ。7点(2002-07-20 18:59:57)
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