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【製作年 : 1980年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
1. スター・トレック3/ミスター・スポックを探せ! 《ネタバレ》 Mr.スポック監督による、Mr.スポックの復活劇。-----これだけで、「もう好きにしておくれ」と思っていたのですが、意外に楽しめてしまいました。サブタイトルでもうすでに本作に期待する気持ちは失せていたことが、かえってよかったのかもしれませんが・・・傑作である前作「カーンの復讐」の雰囲気をそのまま残していたのも、成功でした。本作でスポックを救ったカークは、息子は死ぬわ、エンタープライズ号は失うわ、反逆者になるわ、さんざんな目にあいます。が、「まあ、きっと次回作でどうにかなる」と確信していたので、後味は悪くありませんでした。5点(2004-07-06 20:23:20) 2. スター・トレック2/カーンの逆襲 《ネタバレ》 カーンは、1967年放送の「宇宙の帝王」で初登場します。20世紀の遺伝子工学で作られたカーン率いる超人たちは、叛乱を起こしたため、冷凍保存されて地球から追放されます。偶然から宇宙の彼方で彼らを救助したカークでしたが、カーンによってエンタープライズ号とそのクルーたちを奪われそうになります。このため、カークは超人たちを、人間が居住可能な惑星セティアルファ5に下ろすことにしました。カーンはエンタープライズ号の女性クルーを娶り、希望を抱いて新天地に降り立ちます。----本作では監督がロバート・ワイズからニコラス・メイヤーに代わり、エンターテーメント色を強めています。スポックの死は、次回作で生き返るとはいえ、英断だったと思います。難を言えば、カーンの復讐までの経緯、スポックとカークの関係など、テレビシリーズを知らなければよくわからないことがあり、はじめてスタートレックに触れる人たちにとっては不親切です。あとほんの少し、説明をしてくれるとよかった。トレッキーにとって本作は、繰り返し何度も観て楽しむことのできる傑作です。トレッキー入門のための作品としても、おすすめできます。7点(2004-06-23 22:29:50) 3. スター・ウォーズ/ジェダイの復讐 《ネタバレ》 3年おきに公開されるスターウォーズ。中学、高校、大学時代、それぞれ別の彼女と見に行ったことでも、思い出深いシリーズとなりました。本作ですが、ぬいぐるみの集団に助けられ、すでに死んだ者たちに助けられ、敵である父に助けられ、ひたすら助けられ続けるルークの姿に、ひどく絶望しました。最後の敵を目の前にして、「とーさん、とーさん」と助けを求めるヒーローは、情けなかった。期待していたハン・ソロの救出劇があっけなかったのも、残念でした。しかしリアルタイムで劇場に足を運んだ者としては、本シリーズには懐メロのような愛情があります。4点(2004-06-19 15:32:16)(良:1票) 4. スター・ウォーズ/帝国の逆襲 《ネタバレ》 ルークの修行編。前作の輪郭をなぞる、いわゆる「続編もの」とは違ったので、公開当時はとても驚きました。本作では、ルークの未熟が強調されます。終盤の敗北は大きく、次回作での成長に説得力があります。見終わってから、続き「スター・ウォーズ/ジェダイの復讐」まで3年も待たなくてはいけないのかと思うと、がくぜんとしました。7点(2004-06-19 15:22:36)
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