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プロフィール |
コメント数 |
52 |
性別 |
男性 |
自己紹介 |
自分に理解できないから低評価というのはいかがなものか。でも無駄に難解にしてごまかしている作品に高評価というのもいかがなものか。自分が納得できるポイントを書くことで発見していきたいと思います。 |
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1. スケバン刑事 コードネーム=麻宮サキ
スケ番がヨーヨーを武器にして、刑事をやるという究極ともいえるおバカ設定をアイドル主演で映画化するのだから、おどろおどろしい所は暗くてもいいが、基調は明るくして、アイドルの持ち味を活かして、軽いの友情を描くべきだったと思う。本作のように、全体が暗くて、陰惨ないじめが横行する学園設定で、笑顔が愛らしいアイドルはニコリともしないシリアス演技では、いつたいどういう観客を想定して作ったのだろうか。これほど見事に観客の素直な期待を無視した娯楽映画作りをして、テレビで大宣伝するこの会社の劣化がすごく気になった。アイドルに求められる演技は、その時期の彼女だけが表現できるきらめきであり、女優のそれではない、と思う。あややは熱演しながら、この一作で天然明朗アイドルのイメージを崩壊させた気がするのだが、まさに捨て身で頑張っていたので彼女に2点。ラスト3/4からのやりすぎ無茶苦茶おバカアクション展開に1点。[DVD(邦画)] 3点(2007-11-29 17:10:12)(良:1票)
2. スチームボーイ STEAM BOY
鉄でできたパイプやバルブでスチームを制御して空を飛ぶという、要するに出力だけを見て生み出すものの重量を無視する絵空事で壮大な物語を作っても、いまどきそんな妄想エセ科学に素直に興奮できる人は少ないだろう。反重力というオカルトなら現在の科学常識と競合しなかったと思うが、機械美そのものがキモなので、中途半端にリアルになり、ラピュタのわくわく感や夢がない。大友ブランドに目がくらんで、出発点で根本的にずれている科学リアリティ、そもそも現在のアニメターゲットに存在しない機械ノスタルジーのために大金をつぎ込んで、最後まで作りあげてしまった。作っている途中で根本的な無理に気がついてまとめる意欲をなくしたのか、無人島に漂流したようなかっこうの爺さんが出てきてからは、全ての登場キャラのリアクションが常軌を逸しはじめ豪快に破綻する。ロンドンは大破壊され瓦礫で死人の山であろうはずなのに何やら子供は大はしゃぎしているし、ロンドン大惨事のさなかで少年少女は何やら初恋チックだ。
[地上波(邦画)] 2点(2007-03-05 14:06:03)《改行有》
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7 | 11 | 21.15% |
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8 | 13 | 25.00% |
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