|
プロフィール |
コメント数 |
27 |
性別 |
男性 |
自己紹介 |
映画において、音楽はとても重要な要素だと思ってます。 |
|
1. スペル
《ネタバレ》 スパイダーマンよりも、サム・ライミはやはりこっち系!期待通り、安い笑いとスプラッター具合にホッとする。しかしながら驚かせ(見せ)方はさすが。古典的で、そこで「来る」ことが分かっていても尻を浮かせている…そんな自分を俯瞰で思うのもまた一興。コインとボタンのオチがあまりに安易で、先を読めてしまったのがとてもマイナス。「情けは人のためならず」を否定してその意味を説いた、他人を陥れて生きようたって上手く行かないようになってんだ!(キレイ事とは思わずに)、なんて皮肉を散りばめた、言わばブラックな絵本のような作品。ぜひ、お子様とご一緒に。[DVD(字幕)] 5点(2010-04-30 14:54:25)
2. スカイ・クロラ The Sky Crawlers
《ネタバレ》 原作は未読。ただ、時代背景など設定やストーリーはチェックしてました。全ては語られずに終わって行く内容でしたが、予備知識のお陰で(本筋もしっかりしてたし)足りない部分はすんなりと、自分なりの解釈をしつつ見れました。与えられる情報だけに納得するのではなく(過去の押井作品では、小難しい世界観に自分は追い付けなかったです…画だけ楽しんでたかも?)、“考える”ことのできる作品でした。必然と各人最後に残る思いも強く、そして様々かと。個人的には「草薙」「ジンロウ」「人形」「オルゴール」「バセットハウンド」…、たまたまでしょうが押井カラーが散りばめてあったような?川井音楽ももはやしっくり、すばらしい。声優陣は、加瀬亮はとっても良かったと思います、無表情な感じが。あと榊原良子さん、貫禄ですね。(南雲隊長が懐かしい) そして、特筆すべきドッグファイト。映像は圧巻。冒頭では、キルドレと言う存在は抜きに、残酷な戦争のほんの一瞬でも、痛烈に描けていたと思う。そして“それ”だけじゃなくて良かった。「ショーとしての戦争」は、自分には共感できなかったです。請負企業があっての、あくまで“ショー”でしょ?と言う感じにしか受け止められなかった。モニターの中の出来レースを見て、自分のポジション、つまり“平和”とか“安全”を改めて確認できるのかな?と。(自分の身に降りかかることが無いと分かっての戦争(ですよね?)があって、人が死んでいると言う事実だけでいいの?)せめて、平和に浸っている世界の日常が欲しかった。キルドレが何の為に戦って、不条理に生を繰り返しその意義に葛藤をしているのか?その存在がもっと、悲しいけどこの世界には必要なんだって言う、比較対象があればなと…。監督は(「言ってしまった…」と言う表現をされていたが)「若者に伝えたいことがある」と仰ってたましたね。この現実で、薄らいだ“命”の重さについて、でしょうか?映画が終わって退館する際、同じ回を見た大学生位の方でしょうか?10名程が盛り上がってました。「帰ってエースコンバット(ゲーム)しようぜ!」だって。色んな受け取り方があって当然、悪いことじゃない、と思う。けどさ…、そんな見方はね…。この映画にはもったいない。[映画館(邦画)] 8点(2008-08-19 18:22:19)(良:1票)
0 | 0 | 0.00% |
|
1 | 1 | 3.70% |
|
2 | 0 | 0.00% |
|
3 | 1 | 3.70% |
|
4 | 2 | 7.41% |
|
5 | 4 | 14.81% |
|
6 | 4 | 14.81% |
|
7 | 3 | 11.11% |
|
8 | 8 | 29.63% |
|
9 | 2 | 7.41% |
|
10 | 2 | 7.41% |
|
|
|