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【製作年 : 2000年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
1. ゼア・ウィル・ビー・ブラッド 全編を通じて蚊がブンブンとんでいるようなジョニー・ウインウッドの音楽が意外なくらいに映像と合っていました。蚊の羽の音は不快なはずなのに心地よくさえ感じました。ダニエル・デイ=ルイスがそばに寄りたくないほど嫌悪感を感じるのに、そのくせ不思議なくらい惹かれてしまう男を演じていて見事でした。個人的には「パフューム」の殺人鬼と同じ匂いの強さと孤独を感じました。エンドロールのラストでアルトマンに捧げるという言葉に思わず納得してしまいました。[映画館(字幕)] 8点(2008-05-29 05:22:22) 2. 世界最速のインディアン 《ネタバレ》 あまりにも話がとんとん拍子にすすんでしまうので拍子抜け。親切にしてくれる女装のフロント係、薬をわけてくれるネイティブアメリカンの男、一夜の宿と夜を提供してくれる未亡人のおばあさん、面白いキャラも多く良い雰囲気の映画なのだけど平坦さは否めず物足りなさを感じた。[CS・衛星(字幕)] 5点(2008-03-10 03:57:34)(良:1票) 3. 戦場のアリア 《ネタバレ》 やさしい時間を見せることで戦争の悲惨さや愚かさ、加えて宗教批判も描き出していました。ラストに人々のその後うんぬんの説明がなかったので、いっそう戦争の愚かさを考えてしまいました。微笑ましいシーンが多くて試写会でも笑い声が多く聞かれましたが、イブだけの安らぎとわかっているので、笑いの後に来る日を考えると笑うことが出来ませんでした。クリスマスイブだからと戦争を休むことが出来るのなら毎日クリスマスイブにしてしまえばいいのにと思ってしまいます。[試写会(字幕)] 7点(2006-04-17 21:22:16) 4. 世界でいちばん不運で幸せな私 《ネタバレ》 「アメリ」や「フリーダ」的な映像がおもしろいなあと思って見始めたけど、ストーリーを追うようになってから退屈になってしまい残念でした。まわり中を巻き込みながら本当の相手と添い遂げる恋愛映画といえばいいのでしょうか?それこそこ言葉通りですが、世界は主人公たちしか中心に回っているというストーリー。「愛と青春の旅立ち」を見たときや「100万回生きた猫」を読んだときと同じくらい、自分には合わない映画でした。[CS・衛星(字幕)] 4点(2005-07-25 12:52:04) 5. セレンディピティ こういう偶然の重なる映画には、主人公に共鳴できるか、どこか納得できるところがないと辛いです。「恋に落ちて」のように気がついたら応援したくなるような可愛らしさも切なさも感じなかったので見ていてきびしい映画でした。雪のシーンはきれいでしたが、それをカバーできないほどの自分勝手な話だなあと見ていてあきれました。こんな脚本じゃ映画に出ている俳優がかわいそうだなと思ったのはひさびさです。2点(2003-08-12 03:14:49) 6. セッション9 あまり好きでないです。セッションの多重人格性ってなんか意味があったのでしょうか。どろどろしているならもっとどろどろに、サスペンスならもっと緻密にして欲しかったです。4点(2003-07-07 21:27:40) 7. 千と千尋の神隠し 宮崎アニメの中では1、2を争うくらい面白かったです。異形の世界に入っていく導入部分は見事です。湯やのシーンも独特の雰囲気があって楽しめました。宮崎アニメには毎回、そうかなと思うメッセージを感じてしまうのですが、この映画はOKでした。7点(2003-07-03 00:54:50) 8. セシル・B/ザ・シネマ・ウォーズ もっとハチャメチャな感じを想像していたので、こんなものだったかと思いました。あまり前情報で想像するのはよくないかと思った映画です。4点(2003-06-17 02:56:41)
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