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【製作年 : 2000年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
1. 戦争のはじめかた おぞましい。後味の悪い映画。[地上波(字幕)] 2点(2007-09-02 21:08:33) 2. ゼブラーマン 三池さんのいつもの妙な小動物(?)はあんまり笑えない。仮面ライダーみたいな悪の秘密結社路線を踏襲してもらったほうがよかったんじゃないかな。ゼブラーマンが超常的能力を発揮するにいたる契機も説得力が足りない。とはいえ渡部篤郎など、配役陣の演技力でそれらは十分補われていた。[地上波(邦画)] 7点(2007-01-26 10:48:25) 3. 千年女優 東京ゴッドファザーズがよかったんで、こちらも思い出して投稿しました。 褒めてるみなさんが書いているとおり、スピーディーで奇想天外な展開の楽しい映画でした。 9点(2004-07-27 19:56:50)《改行有》 4. 戦場のピアニスト 《ネタバレ》 これがポランスキーではなくて、カンヌで賞もとってなくて、何にも期待していなければ、ポーランド人が英語をしゃべってるところで見るのをやめたかもしれない。(でもドイツ人はドイツ語をしゃべってるんだ、これが。)あるいは、すでに誰もが知ってるワルシャワのユダヤ人の歴史を、ポーランド分割からナチ崩壊までの5年間を、これからまた例のごとくの演出で三時間見せられるのだと覚悟を決めさせられるところで。ピアノを滅多に弾かないピアニストの映画だけど、その数少ないピアノのシーンのうちの一つは、逃亡生活の果てにたどりついた隠れ家にとうとう見つけたピアノを、命が惜しいために弾くふりですませてしまう。ピアノを愛するものなら、死んでも弾いてしまうところなんだろうが、そういうひとは実際死んでしまって手記も残せなかったのだろう。また、あの場面。やせほそり、筋肉の削げ落ちた指がたたき出す不自然に華麗な旋律。ピアノを弾く全ての人が、毎日の練習をさぼったとたんに訪れる「ああ指が動かない!」という思いを主人公は決して感じたりはしない。その間にあった5年間のブランクは彼の指にはおこりえない。妻いわく、この映画の教訓は「芸は身を助く」なのだそうだが、彼が自分から行動するのは、たった一度だけ。武装蜂起にいよいよ立ち上がらんとする友人に、唯一人自分勝手に逃亡の手助けをさせるその瞬間のみだった。あとはただ流されるまま、感謝もなく他者の好意に甘え、自分の食欲を満たすことのみにわずかながらの執着をみせていた。ピアニストとしての才能以外には、たしかにどこにでもいそうな人間のリアルな姿かもしれないが、そこにたとえば芸術家としての誇りなり、こだわりなり、生きがいなりといったものは見つけられなかった。あの戦争の前後において、彼は同じショパンの作品(これは僕のもっとも愛した作品でもあるが)を弾いてみせるが、ホロコーストの経験をその後者に聴く事ができるという人がいれば、お目にかかりたいものだ。0点(2003-09-12 00:22:57)(良:2票)
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