みんなのシネマレビュー |
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1. 世界の中心で、愛をさけぶ いいのか、こ、これで・・・・。本当に2004年を代表する邦画最大のヒット作がこれでいいのか?率直に感じた事は、(1)日本の(特に若い女性層)は「うるる」と来るものがとにかく好きなのか?(2)流行に我々は本当に乗せられやすいと、心底思う。(3)04年の最大ヒットがこの作品であるとするならば、邦画の不作は実に深刻なレベルにあると思わざるを得ない・・・。この映画の全てがダメとは私も思わないが、率直にいってこの程度の映画に社会現象になってしまう、この日本という国の精神レベルの低さを痛感してしまいます。私だっていくつかの場面でたしかに「うるる」ときました。ただ、それと作品の感想とは全く別。とにかく内容が薄いの一言です。私が辛うじて評価できるポイントは、皆様も仰っている亜紀役の人の誠実な演技に思いがいくだけで、他は全然ダメです。ちょっと前にニュースで、この映画が韓国で公開された当初、ほどほどの人気を博し、それを自身満々に「韓国でもいよいよ日流(日本ブームの事)到来」とほざいていたアナウンサーを見た事がありますが、今日、本作を鑑賞した直後の私としては、なさけない・・・と思いました。4点(2004-12-03 15:53:52)(良:2票) 2. 千年女優 さすがに絵がきれい。「絵がきれい」だけでの評価はどうかと自分でも思うのですが、実際そうなのです。本当にきれい。キャラは私好みだし(ちなみに私は目がやたら大きいキャラが出るアニメが大嫌い^^;)、表情がとても豊かで、アニメでもここまで表現できるのだと感心しました。私はパーフェクトブルーよりもこっちの方が好きかな?時間が1時間半くらいなのも良かったと思う。もし2時間あったら、かなり間延びしていた可能性が高かったと思います。ちなみにここのシネマレビューのお陰で本作品を知る事ができました。感謝です。7点(2003-10-30 00:20:48) 3. 戦場のピアニスト ちょっと大甘の8点です。でも映画は大変良かったのではないでしょうか?良くも悪くも、とにかく「あるがまま」の現実主義に徹した作品だと思います。この映画の残虐描写や、荒れた街角に所々に無造作に置かれているリアルな死体。戦争において、恐らく日常的なこの映像を淡々と、そして、特に積極的に悲惨さをアピールしたわけではなかった点に、むしろ畏敬の念を感じた。「シンドラーのリスト」は壮大に悲惨だったが、「戦場のピアニスト」日常的に、リアルに悲惨で私は胸が締め付けられた。これが苦手な人は、結局「重くて」、「悲しくて」、「怖い」としか思えないのだろう。それが間違いとは言わないが、その裏にある監督の真の狙いを感じるには浅い感じ方ではないかと思う。そして、残酷なシーンに人間としての「業」を感じ、真摯になったり、過去の日本の行動に思いを馳せるのもこれまた悪いとは言わないが、常にこの手の映画によくある、ナチス犯罪批判や、日本軍の過去の批判論に簡単にもっていかれる人達がいる事への、視野の狭さに暗澹たる気持ちになります。この映画、それだけじゃないでしょう?言っておいて私自身、うまく言えないのですが・・・・・。話変わって、例のオスギのCMは、あんなもん無視してていいと思います。所詮あんな人だと思うので。作品の評価にはまったく影響なんぞ、あたえようも無いでしょう。 <<2004年12月12日のTV放映版を鑑賞した後の追加コメント>>TVで久し振りに本作を見ましたが、2回目の今日は涙があふれました。見れば見るほど、何かもっと凄い、奥深いものを感じる事ができました。8点(2003-09-09 03:52:32)(良:1票) 4. 戦争のはらわた いいです、この映画。いまどきの戦争映画には無い「重厚さ」が滲み出ています。むしろこの様な戦争映画のほうが戦争の悲惨さが私には伝わってきます。戦闘シーンは当時の陸戦を主題にした戦争ものの中では高レベルな出来じゃなかったでしょうか?俳優の演技も素晴らしいと思います。7点(2003-06-05 05:34:38) 5. 戦場にかける橋 なんでだろう?私はこの映画は不思議なくらいピンとくるものが無かった。反戦映画なのはわかったが、どうも今ひとつ。この作品が好きな人たちには悪いとは思いましたが、私は凡作のように感じました。4点(2003-06-05 05:29:52) 6. 戦場のメリークリスマス あまり誉められる内容ではない。ただ、出演者たちが魅力的なんですよね。これでいい映画にならなかったのは大島監督がやっぱりいけないと私は思いますよ。ちょっと贔屓意見ですが、せっかく坂本教授が出演してるのに勿体無い・・・4点(2003-06-05 05:23:32) 7. セブン なんとなく想像通りの内容だったので、さほどのショックや意外性はなかった。不思議と先が読みやすい内容じゃかなったかと思います。まぁ、別に謎解き映画ではないのですが・・・。私にはわりかし普通の映画でした。6点(2003-06-05 05:16:13) 8. セーラー服と機関銃 うーん、所謂流行もの映画です。こんなドラマの延長のような映画は嫌いです。3点(2003-06-05 05:10:10) 9. 西部戦線異状なし(1930) さすがは名作だと思う。とにかく作られた時代が時代なのでその点が本当に驚きに思います。ただ、純粋に作品としての私の正直な感想は、最後まで見るのに少々時間的にきつかった。6点(2003-06-05 05:07:46) 10. 戦国自衛隊 小学生の時に見れてある意味よかった(笑)。大人になってからみればなんじゃこりゃ~と思うのはやむ得ないないです(^^;)でも、当時の小学生は結構楽しんで見ていたはず!いや~面白かったです、本当に!最後の廃寺で皆が殺されてしまうラストだって、小学生にも切なさや儚さは充分にわかりましたよ!もう1回強調しますが、当時の小学生にとってはとっても面白い戦国SF時代劇戦争映画だったんです(なんのこっちゃ^^;)。私的には「角川映画」で唯一認めている映画です(笑)7点(2002-12-15 05:27:50) 11. 千と千尋の神隠し やっとビデオになったので、ようやく見る事ができました(映画行けよって感じですが^^;)前作の「もののけ姫」が私にとっては相当つまらなかった駄作だったので、その思いをもう1回映画館で味わいたくなかったのが理由なんです。感想は思いの他よかったです。これは自分にとっても意外でした。後からなんとも言えない、いい感覚?が湧き上がってきます。作品に対する感想はかなり出ているので避けますが、この作品が良かった人と、そうでなかった人の「差」はなんなのだろうか?と、色々真剣に考えてます。9点(2002-07-24 02:41:28)
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