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1. 戦場のピアニスト
ポランスキー氏は、ひたすらまっすぐに斬り込んだと思う.ピアニストの人生と、生命や尊厳を踏みにじられたユダヤの人々の人生とを見る目が同じなのだ.映画のあちらこちらから彼の慟哭が聞こえてくる.そして、バラードの美しさと強さにうろたえてしまい、声を上げて泣きたくなるほど揺さぶられた.10点(2003-06-24 23:33:19)
2. 千と千尋の神隠し
まっくろくろさんのコメントとても好きです.旧き日本と中国四千年と時代不明のヨーロッパをかき混ぜたような豪華絢爛な背景.目眩く色彩や空間の、のしかかり方がまず印象的.その中で小さくて細っこい千尋が、得体の知れない魑魅魍魎とクロスしながら生き抜いていく様が描かれる.背景の重量感が観ている者の身体にずしりと感じられるほどの迫力なのが、さすがだ.そしていやがおうにも観客は千尋になる.豆粒が主張し始めて、だんだん大きくなっていく心地よさを味わう.力作です.そして木村弓さんの唄も清冽.9点(2001-11-07 22:15:02)
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4 | 3 | 2.33% |
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5 | 14 | 10.85% |
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6 | 9 | 6.98% |
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7 | 25 | 19.38% |
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8 | 34 | 26.36% |
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9 | 24 | 18.60% |
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