みんなのシネマレビュー |
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1. セブン・シスターズ 《ネタバレ》 異常気象・人口激増・食糧難、に対しての遺伝子組み換え作物、結果、多生児が発生、なので一人っ子政策へ。 政策実行と違反者への処罰。ディストピアものとして有り得ないとは言い切れなく薄ら寒い。 さらに7つ子のサバイバルへと進む展開に画面に釘付け。 嘗てのアレック・ギネス1人8役とはクォリティがまるきり違うノオミ・ラパスの8役熱演に喝采。 デフォーは物足りないところがあったものの流石の存在感。 グレン・グローズの腹黒さが強烈でコールドスリープのカラクリに寒気が。 見事な脚本での秀作を堪能できました。[インターネット(字幕)] 8点(2024-11-04 20:04:54)(良:1票) 《改行有》 2. 聖なる犯罪者 《ネタバレ》 人殺しで少年院服役中に信仰心に目覚めたというものの、仮出所で酒、ドラッグ、セックスとは信仰心が聞いて呆れる。 司祭の格好をしていれば、こんな若造の本質を見抜けないものなのか。村人がいまどきの特殊詐欺の被害者に見えた。 交通事故の件が敬虔な信者≠善良な人物を表しているところに点数を。[インターネット(字幕)] 4点(2024-08-24 22:43:40)《改行有》 3. 西部魂(1941) フリッツ・ラングの西部劇に興味津々でしたが、らしくない、のどかな展開で興に乗れませんでした。 ロバート・ヤング>>>ランドルフ・スコット=ディーン・ジャガー。共にパンチに欠けてて残念。 お笑い癒やし系キャラが印象に残った料理人のおっちゃんに拍手。[インターネット(字幕)] 6点(2024-07-22 01:19:19)《改行有》 4. 戦慄の七日間 《ネタバレ》 英国首相に核兵器製造中止を宣言しなければ一週間後にロンドン市内で核爆弾を爆破させる。脅迫状を送りつけたのは国の機関の核兵器研究者教授。マッドサイエンティストには見えないが、マトモじゃない感が滲む教授。物足りなさを感じた淡々とした(過ぎる)立ち居振る舞いですが、ドキュメンタリータッチな作風にはこれで良いのかも。 老女優とトリクシーが印象深い存在でした。 理路整然とした特筆もののロンドン市民疎開大移動。 1945年8月から5年後の製作にエキストラ及びリアルタイムで鑑賞した方は恐ろしさを感じたのでは。 結末は予想出来たものですが、手に汗握る程の緊迫感が無かったのが残念ではあるものの、アカデミー原案賞獲得が納得の掘出物の一品です。[インターネット(字幕)] 7点(2024-04-29 00:03:31)《改行有》 5. 聖地には蜘蛛が巣を張る 《ネタバレ》 連続娼婦惨殺事件が描かれており、犯人は早くに分かって、あっさりと逮捕されて 淡々と眺めていましたが、そこからの展開に「ホンマですか?」 需要があるから存在する娼婦を殺しても無罪じゃ!って そこに何時もながらの神さん理論が絡んで、もうウンザリ。 ラストの息子の演出にはアホクサとしか思えず。[DVD(字幕)] 6点(2024-01-08 02:21:01)《改行有》 6. ゼア・ウィル・ビー・ブラッド ダニエル・デイ=ルイス熱演は引き込まれるものがあり、興味深い展開でしたが、途中から銭が全てなダニエルの末路が想像出来てトーンダウン。「終わった」に、それはコッチの台詞、長かったわ。溜息 ポール・ダノの怪演に拍手。[DVD(字幕)] 5点(2023-11-24 02:28:13)《改行有》 7. 戦争と女の顔 戦場から五体満足で生還出来たもののPTSDの計り知れない傷跡を見せつけるイーヤとマーシャ。二人の言動は常軌を逸しておりマーシャには嫌悪感しかありません。何とか完走出来ましたが、ヘトヘトになりました。[DVD(字幕)] 4点(2023-07-31 22:50:41)(良:1票) 8. 青春の輝き 1950年代のアメリカを舞台にした学園もの。ユダヤ人も差別の対象だったようで。 後のオスカー受賞者3名の青春時代を垣間見る貴重な作品。 ラストでの捨て台詞の吐き合いが後味悪く残念です。[DVD(字幕)] 7点(2023-07-18 01:35:23)《改行有》 9. 聖なる狂気 ブレンダン・フレイザー、ヴィゴ・モーテンセン、アシュレイ・ジャッド共演というのに食いついて期待してしまった。 アシュレイ・ジャッドの役柄の下劣さに吐き気がする。観るに堪えないキャラに舌打ち。 ブレンダン・フレイザーは生真面目に狂気を演じておりましたが、脚本演出がお粗末なだけに痛々しい仕事ぶりに萎える。 ヴィゴ・モーテンセンも見どころ無く。 ポカーンと眺めていた結末の大立ち回りでの「愛してる」に血圧計が振り切れる「アホか!」 とどめの象さんとお靴にハズレ感を嫌と言う程味わう事に。[DVD(字幕)] 2点(2023-06-18 20:22:54)《改行有》 10. 潜水艦クルスクの生存者たち 《ネタバレ》 事故は当時テレビで取り上げられていて確か全員死亡だったはず。 救助を待ち続けた20数名と生還を待ち続けたその家族の物語。 原子力潜水艦は最新鋭なので軍事機密の観点から他国の協力拒否は分からんでもないのですが、危機管理能力が貧相で救助に向かう(端から見殺しかと思ったので意外)潜水艇がとんだポンコツというのがもの悲しい。 とどのつまりに救助を依頼して事故から9日後にノルウェー民間人ダイバー!が脱出ハッチを開け完全浸水を確認したという。 マックス・フォン・シドー演じる責任者は実際はプーチンだったとか。その彼が今も大統領とは・・・・ お目当てコリン・ファースはピッタリの役どころを淡々とこなしていました。[DVD(字幕)] 6点(2023-06-14 00:52:55)《改行有》 11. 1984(1956) 《ネタバレ》 1984年版鑑賞済み。2+2=5とネズミ拷問は演出がマイルドですが「ビッグブラザー万歳!」は人としての良心・道徳を破壊される恐ろしさを嫌と言う程見せつけます。自分の本心は誰にも言うこと無く墓場まで持って行くべしを思わされたところです。 リチャード・バートン>マイケル・レッドグレイヴ,ジョン・ハート≧エドモンド・オブライエンでありました。[DVD(字幕)] 8点(2023-04-15 00:29:36)《改行有》 12. 世界を彼の腕に 《ネタバレ》 ユニバーサル創立40周年記念作品の名に恥じない痛快海洋活劇。アラスカを買う夢を持つ豪放さとロシア伯爵令嬢に恋する繊細さを併せ持つ密漁船長を演ずるグレゴリー・ペックに惚れ惚れと。彼の引き立て役でありながら劣らぬ存在感を示したアンソニー・クインもアッパレ。分かりやすい展開ながらも、大団円を迎えた結末が心地よい余韻を残します。[インターネット(字幕)] 8点(2023-04-01 23:31:52) 13. 戦争の犬たち(1980・アメリカ) 敬愛するフレデリック・フォーサイスの原作は未読。 作戦に緻密さが無い。手に汗握れない。大どんでん返しが無い。 お目当てクリストファー・ウォーケンもパッとせず。 原作を読んだ後では1点か2点になるのであろう凡作でした。[DVD(字幕)] 4点(2023-02-07 02:53:37)《改行有》 14. 戦艦シュペー号の最後 史実に基づいているようで知識の無い身にとってウルグアイの毅然とした言動以外は「へぇ、そうなんですね」以上の感慨がなかった作品。[DVD(字幕)] 4点(2023-01-17 00:58:48) 15. 世界で一番しあわせな食堂 死ぬまでに一度は訪れたいフィンランド。見惚れる大自然を舞台に悪意有る者が皆無の物語。食が皆の体と心を癒していましたが、本作に心身とも癒されました。沁み入る小品佳作。[DVD(字幕)] 7点(2022-12-20 01:37:50) 16. 赤裸々な事実 《ネタバレ》 デニス・プライス、ピーター・セラーズ共演と言うことで鑑賞。強請屋を亡き者にしようとするお話ですが、お目当て二人はホンワカとして拍子抜け。お笑い部分を担った作家母娘と社長夫婦もベタであまり楽しめず。双方に天罰下る結末がイギリス風というか味わいあった部分に加点。[DVD(字幕)] 5点(2022-08-18 16:43:28) 17. 性本能と原爆戦 原爆が投下されたのですがその描写は無く、家族4人の長であるレイ・ミランドの本性と生存本能が描かれています。このお父さんのサバイバル術はとても理路整然とした且つ銃にものを言わせてどんな事でもやってのける血圧が上がる姿でした。 キューバ危機最中の作品で、こういう浅ましい事は止めましょうというレイ・ミランド監督の警鐘なのでしょうか? 原爆の雑な扱われかたに白けた作品。[DVD(字幕)] 5点(2022-06-24 02:07:17)《改行有》 18. 潜行者 ローレン・バコールを美しく(3点)撮る事だけに全神経を集中させたかのよう。ご亭主であるハンフリー・ボガートもモッサリしているだけで魅力無し。脚本が全編通して無理筋過ぎてスリル・サスペンス感がゼロ。とどめのラストショットに失笑。二人のプロモーションビデオのような作品。[DVD(字幕)] 3点(2022-05-10 10:50:33) 19. 戦慄の狼男<TVM> 《ネタバレ》 ジャケットからデヴィッド・ジャンセン=狼男と思ったのですが。中盤まで誰なのか分かりません。すぐに分かる演出から「あぁ、アンタか」分かってからは気が抜けて盛り上がりもなくお開きに。74分作とは言え、それより短い70分作の1941年「狼男」に比べてご贔屓俳優出演を差し引いても戦慄の「せ」字も哀愁の「あ」の字もない脚本はお粗末です。TV映画でも良作は沢山ありますが本作は凡作でした。[DVD(字幕)] 4点(2021-08-05 23:14:53) 20. セメントの女 トニー・ローム殺しの追跡の続編で気乗りしないまま鑑賞。予想通りの凡作でした。監督がシナトラのお抱えだという事で、サミュエル・フラーが言う「映画は戦場のようなものだ」とは無縁のお気楽な撮影現場が浮かぶところが脳天気な音楽と併せて何ともはや。[DVD(字幕)] 4点(2021-06-08 12:35:47)
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