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プロフィール |
コメント数 |
137 |
性別 |
女性 |
ホームページ |
http://escargot1.exblog.jp/ |
年齢 |
49歳 |
自己紹介 |
ジャンルにはこだわらないかも。 泣けるのも笑えるのも考えちゃうのも好き。 テーマに関わらず丁寧にきちんと作られた映画には感動する。 安直なもの、偏ったもの、意味なく大げさなものには白ける。
映画と日常生活についてのブログ始めました。→http://escargot1.exblog.jp/ |
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1. 世界の中心で、愛をさけぶ
お台場の映画館は、泣くために集まった若い女性でいっぱいで、映画も後半になれば、そこかしこからすすり泣きの音が聞こえた。
私も、例外でなく、こりゃ泣けるだろうの期待の中で赴いた。現代人には「泣きたい」願望がある。
この映画、確かに泣きどころは随所にある。
半ばこれみよがしなほど。
けれど、そういうんじゃ、私は泣けないの。
確かにちょっと「くっ」ときた。
でも、なんだろう、どこかで聞いたような話だったからか、読めすぎる展開のせいか。
そして、後になればなるほど、登場人物の心情の、不自然な描かれ方。
美しい背景と美しい俳優(アキ役の女の子は確かにとても魅力的)の中で、ナチュラルな人間の機微を裏切っては、それは不協和音。
そんなにキレイに割り切れるなら、そこまでの苦痛はなんだったのか。
透明感に満ちた思い出は、なんだったのか。
映画向けに付け加えられたという後日談エピソードが邪魔っけだったのかもしれない。
それでもこの映画は、私にとって忘れられないものになった。
映画館を出ると小ぶりの雨で、メディアージュのデッキをふたり、急ぎ足に歩く。
映画の感想を二言三言交わして沈黙が続く。
必然性のないタイミングで、デジャブのような言葉が沈黙を破る。7点(2004-06-29 17:03:02)(良:1票) 《改行有》
2. 千と千尋の神隠し
ジブリ作品はたいがい好きだし、「千と~」も嫌いじゃない。でも、世間で騒がれるほどこの作品いいだろうか?
重いのか軽いのか、はっきりしないところが、ちょっと心地悪いなと思った。6点(2003-11-24 17:03:20)《改行有》
3. 世界中がアイ・ラヴ・ユー
ティム・ロス、エドワード・ノートン、ジュリア・ロバーツ、ドリュー・バリモア、ナタリー・ポートマン・・・とゴージャスなキャスティングなのに、ウディ・アレンの手にかかると、なんとも魅力的な「凡人」になってしまうのは不思議だ。俳優の姿かたちの美しさではなく、あくまで役柄としての魅力を引き出すのに長けている。 ・・・といっても、ジュリア・ロバーツ、彼女だけは妙に別次元。なんというか・・・ウディ・アレンとジュリア・ロバーツは違う漫画の登場人物。前者がサザエさんなら、後者がベルバラ?でも、この違和感が逆にいいのかもしれないと思った。ジュリア・ロバーツはこの映画の中で、「束の間の幻想」なんだから。あれが同じサザエさんの中の登場人物で、いくら美人って言ってもジュリアがタエコさんだったら、それって、ちょっとシュールで笑えない不倫物語になっちゃうから。8点(2003-11-24 15:15:12)(良:1票)
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