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1. セッション
《ネタバレ》 よい映画だと思う。演出は素晴らしく、出演者の演技も気迫迫るものがある。編集も完璧で、全編にわたり緊張感がみなぎっている。
が、好きか嫌いかと云われればかなり嫌いな映画である。出てくる人間がどうしようもないクズばかりでどうにも感情移入ができない。主人公は自己中の塊で自分以外の人間がが褒められるのも許容できないせこい奴。教師は自分の教育方法の問題点は棚に上げ、執念深く復讐する輪を架けて小さな人間(教育者として以前に人間として問題でしょ)。天才だか何だか知らないが、そんな虫唾が走るような奴らがどうなろうと知ったこっちゃないし、増して成功したら逆にむかつく。
まぁ、話が残念がら私には合わなかったということで・・・。[映画館(字幕)] 6点(2015-07-12 22:10:50)《改行有》
2. ゼロ・グラビティ
《ネタバレ》 テーマパークのアトラクションとしては上々の出来。映像は美しく、3Dも適度。無重力感は充分に堪能できます。が、私は映画を観たかったのだ。行く先々で爆発や火事に遭遇し、何故かわからんがそれらを無事やり過ごし、あまつさえ簡単に大気圏突入して無事帰還する話。そこにはストーリーも感動も理由付けも何も無し。体験型の映像がとても良くできたので、それのみを前面に押し出したのだろうが、映画なんだからもうちょっとちゃんとしようよ。これ、お家のTVで2Dで観たとしたら、2点くらいしかあげられない。[映画館(字幕)] 5点(2014-01-03 19:16:29)
3. 戦火の馬
《ネタバレ》 スピルバーグの映画なら観ておこうということで劇場へ。が、予備知識がなさ過ぎた。原作が児童文学のお子様向けだったのですね。マンガのように擬人化された動物達、あまりにも現実離れした偶然の連続、全員が英語を話すリアリティのなさ。要所要所にスピルバーグらしい演出や映像美は観られるものの、基本的に私の期待した彼の映画ではなかった。馬がないがしろにされても、“戦争ならやむを得ないな”とドイツ将校に共感してしまうような悪い意味での大人な私には合わない映画でした。[映画館(字幕)] 5点(2012-04-29 15:22:27)
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6 | 37 | 23.72% |
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