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プロフィール |
コメント数 |
159 |
性別 |
女性 |
年齢 |
50歳 |
自己紹介 |
洋画も邦画も好きです。特に最近は邦画が気になってます。SF、カンフー物は避けがちなんですがそれ以外は気になったらとりあえず観ます。 ホラーも平気なほうなので今は色々漁っている段階です(笑)
私にとって良い映画とはいかに心の琴線に触れたか否か。涙の数によって点数を決めるといっても過言ではないでしょう。基本的に感動系が好きですね。感動したがりです、はい。 ちなみに好きな監督はジェームズキャメロンです(←わかりやすすぎ)
映像や音楽も含め率直に感じたままをレビューし、少しでもそれが誰かの参考になればいいなと思いながら書いていきたいと思ってマス。 |
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1. 世界の中心で、愛をさけぶ
泣ける映画は好きだが、これはどうしても「こうやったら日本人は泣く」というツボを心得すぎていて、その手法をあざとく使いまくっている印象がある。泣きどころのエピソードもどこかで見たような気がするものばかり。そんな泣かせ攻撃を並べただけなら私は駄作の烙印を押したであろう。そもそも十代の暴走愛に悲劇という後ろ盾があれば泣いて当然。しかしそこでこの作品が一歩踏み出したものとは何か?それは要所要所での小物使いの巧さである。カセットテープ、写真、台風、婚姻届、遺骨。これらの使い方が非常に巧かった。大沢たかおは泣く演技がなかなか達者である。そして山崎努はとても重要な存在感を放っていた。映像的にも80年代半ばの流行をよく研究しており、現在20代後半~30代前半の者にとっては懐かしい感傷にかられることは間違いない。悲劇的でありながら鑑賞後の後味も良い。少女漫画風味であることは否めないが、逆にいえば少女漫画における恋愛物語で育った者には好まれる内容であることは確か。私ももちろんその一人である。8点(2004-05-25 04:08:42)
2. 千と千尋の神隠し
確かに色使いを増やしたと宣伝していただけあって、はっきりと観てわかるほどカラフルになった印象は受けた。しかし内容が隠喩的であるというか回りくどい。一度観ただけではいまいち良さがわからず、もう一度観ても理解はできるものの感動はない。映画はメッセージが伝われば良いというものではなく、観ていて素直にどきどきしたり感動したりできなければ面白いと言えないと私は思うのだが。他の方も書いておられるが、不思議の国のアリスを和風ファンタジーに作り直したような印象。宮崎アニメというネームブランドにつられてメディアが高評価しているのではないかと疑ったほどだ。興行収入が良い=誰もが面白いと思う、という概念は捨てなければならない。4点(2004-02-10 22:27:08)
3. セイブ・ザ・ラストダンス
《ネタバレ》 この手のダンス映画はダンスばかりがメインになってしまいがちだが、これはそうではない。しっかりと人間ドラマが軸となって話が動いている。そして予想以上に重たい内容に私は驚いた。実にシリアスである。人種差別に対するメッセージが盛り込まれている点には感心した。白人のものであるバレエ、黒人のものであるヒップホップ、主人公は黒人の男と付き合い、そしてふたつを融合させたダンスを編み出しダンス界へのステップを登る。話の展開としてはありがちなダンス物だが、人種差別を隠喩したことが何よりこの映画の成功した点だともいえる。白人・黒人にこだわることがいかに馬鹿げているかを観た後しみじみ考えてしまう映画だ。ダンスに国境は無いのである。8点(2004-01-23 17:25:13)(良:1票)
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