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1. 世界最速のインディアン
《ネタバレ》 惹きつける力を持ったシーンが数々ある。ニュージーランドの海岸で、バイク野郎どもをぶっちぎるシーン、出発する際にバイク野郎たちが応援にくるシーン、中古屋がバーとをなんて天才だというシーン…。
途中、ロードムービーっぽくなるが、モーテルやら砂漠っぽい野原やら、まっすぐな道路、塩原、ガラガラヘビなどアメリカの風景が出てくる。映像だけでも楽しめた。
ネバダの一般車道を走って警官に止められるシーンもセリフがしゃれていて、面白い。「何キロ出してた?」「大体250キロぐらいかな」。ベトナム戦争の休暇兵士とともに、広告を読んでいくシーンや、スポーツマンオブザイヤーに選ばれ、バートが踊るシーンも感動的。最後のレースシーンの爽快さは言うまでもない。
アンソニーホプキンスの出演作は、ハンニバルで「気持ち悪い」という印象を得て以来、意図的に見るのを避けてきたが、今回、評価が高かったのでチャレンジしてトラウマを払しょくできた。彼のすごさがわかった。いい作品に出合えた。[DVD(字幕)] 9点(2009-05-16 08:17:07)(良:1票) 《改行有》
2. 千と千尋の神隠し
《ネタバレ》 DVDを買ってみました。たいぶ前に見たのだけど今日2回目観ました。2回目の方が味が出ますね。DVDを買ったかいはあったなあ、と。フランス語でも見れるのがオツです。意味は分からんけど。。
いろんな意味で千尋の冒険(仏題はLE VOYAGE DE CHIHIROだそうです)は、人生の縮図かな、と思う。「働かせてください!」と言いに行くとき、その決意を揺るがす何事かが次々に起こり、この世界で働くことがプラスになるのか、マイナスになるのか分からないままに勇気をもって「働かせてください!」と言いにいく。そのことが生きていくということの象徴なのかな、と。
ハクは、自然の象徴で「また会えるかな」「きっとね」というのは、マンションでなくなった川の主であったハクのような、千尋がまだ小さかったころには存在していた緑あふれる自然にまた会えるかな?取り戻せるのかな、取り戻せるといいなあ、という希望なのかな、と個人的には考えた。
絵が美しいですね。海とか、遠くに見える街灯りとか、通路の花とか、緑とか。列車とか。この作品だけではないけど、アニメーションは日本が世界に誇れるもののひとつだと思います。
たらいの船に乗って駅まで行くときのリンの「セーン、おまえのこと、どんくさいと言ったけど、取り消すぞー」という言葉とシチュエーションと声の響きが美しいです。[DVD(字幕)] 9点(2005-07-12 00:24:32)《改行有》
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