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プロフィール |
コメント数 |
195 |
性別 |
男性 |
年齢 |
41歳 |
自己紹介 |
最近、映画はあまり見なくなりましたが・・・ ぼちぼちレビューしていきます。 |
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1. 千と千尋の神隠し
《ネタバレ》 映像は素晴らしいけど、話の全貌が非常に分かりづらく面白みにかける。子供が楽しめる映画かはかなり疑問。メッセージという点も弱いというか、非常に見えにくい。
千尋の油屋での経験は、社会の厳しさに直面した一人の少女の成長ともとれるし、両親が豚になり、千尋が生きるために労働に従事させられる様は労働の賛美とも受け取れる。油屋の人々が千尋へ向ける優しさと厳しさは、実社会と共通する人間の両面性であると思う。顔なしとは、拝金主義への批判であり、世知辛い現代社会における心の貧困、孤独な人間の病理への批判ではないか。ハクや油屋の客からは自然保護や環境保全などのメッセージは見受けられるし、坊は労働者を搾取する抑圧者とも見て取れる。何よりも、油屋で働く人々が名前を奪われているということは、実社会で生きる人々が忙しい世の中で人間性が抑圧されていくことへの警鐘なのでないか。
・・・・など色々推理してみたが、いまいちそれらが繋がらない。終始散漫なストーリー展開で焦点が合わないのである。最近の宮崎作品に共通することだが、罪を憎んで人を憎まずといった感じで誰も断罪されないし、批判性が欠如しているように思える。そしてそれが逆に物語を分かりにくくしている。
これでは、制作者側がただ和風のレトロとモダンが入り混じったような場所を舞台にした話を描きたかっただけであり、海外で評価されたのもああいう和洋中華折衷の雰囲気が新鮮で気に入られただけなのではないかとも思えてしまう。[地上波(邦画)] 4点(2007-02-03 11:21:33)(良:1票) 《改行有》
2. 戦場のピアニスト
《ネタバレ》 なかなか良かったです。助けてくれた将校の顛末が哀れだった。でも、主人公にピアノの腕がなければ生き残れなかったわけで、そう考えると才能のある者だけが生き残るようで少し複雑な気分にもなった。[DVD(字幕)] 7点(2007-01-07 12:36:13)
3. 切腹
面白かった。普段あまり時代劇は見ないのだが、この映画は切腹の一部始終を描いているだけなのに引き込まれる。随所に退屈させない工夫がなされており、二時間がそれほど長く感じなかった。後半のどんでん返しには意表を突かれました。[ビデオ(邦画)] 8点(2007-01-07 00:14:04)
4. セントラル・ステーション
《ネタバレ》 久しぶりに映画で癒された。ドーラが少年と出会い、少しずつ改心していくさまが土着のキリスト教を交えて違和感なく描かれており、劇中に引き込まれていった。悲しいけど心地よい結末がよかった。[ビデオ(字幕)] 8点(2006-12-25 11:41:06)
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1 | 3 | 1.54% |
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2 | 3 | 1.54% |
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3 | 5 | 2.56% |
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4 | 18 | 9.23% |
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5 | 31 | 15.90% |
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6 | 50 | 25.64% |
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7 | 50 | 25.64% |
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8 | 25 | 12.82% |
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9 | 8 | 4.10% |
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10 | 1 | 0.51% |
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