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【製作年 : 2000年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
1. 贅沢な骨 《ネタバレ》 以前はこういう暗くて雰囲気だけの映画が結構好きだったが、今はもうちょっとテーマが明確な方が好みのようだ。そんなわけで思ったほどこの映画のことが受け入れられなかったが、実は公開当時から気になっていた作品で、もしその頃に観ていたら評価はまた変わっていただろう。ただ、下世話な話をすると、ホテトル嬢役の麻生久美子が(それらしい描写はあるが)裸も見せず、同居人のつぐみばっかり脱いでいるのはどういうわけか?そして、永瀬正敏モテすぎだろ!と、つい声を荒げたくなってしまう。他のレビュアーさんが岡崎京子の「pink」との共通点を指摘していたが、不覚にも気付かなかったな。[地上波(邦画)] 5点(2012-11-17 22:28:53) 2. 千年女優 《ネタバレ》 映像のクオリティは流石だが、虚構(映画)と現実が入り乱れる構成はいちいち集中力を途切れさせ、正直あまり面白いとは思わなかった(好きな人は好きだと思う)。あの老婆は『蜘蛛巣城』か?など、元ネタを探すのも良いだろう。ラストの台詞が不評なようだが、逆に自分は納得してしまった。それが女優(女性)というものなのだろう。[地上波(邦画)] 6点(2011-10-28 21:59:05) 3. 戦場でワルツを 《ネタバレ》 アニメーションというフィルターを通して語られてきた物語が、ラスト、唐突に実写映像を挟むことによって、全ては現実なんだと認識させられる。泣き叫ぶパレスチナの女性たち、そして無残に横たわる死体の数々。虐殺の痕跡。失われた記憶が鮮明になる瞬間。忘れてはならない現実がここにはある。[DVD(字幕)] 7点(2010-07-12 07:57:56) 4. 全然大丈夫 全然大丈夫じゃない人たちのゆるゆるムービー。『転々』などの三木聡作品が好きな人ならばハマること請け合い。どのギャグもいちいちツボにハマって笑いが絶えなかった。特に木村佳乃がサイコー。ティッシュの箱を開けられない人、初めて見た。チョイ役だが、鳥居みゆきの存在感も抜群。あんまり期待していなかったが、意外な拾い物でした。[DVD(邦画)] 6点(2009-04-02 07:56:43) 5. ゼア・ウィル・ビー・ブラッド 全編に流れる音楽がどっかで聴いたことあるな~と思っていたら、『2001年宇宙の旅』にそっくり。ああ、これはキューブリックか、と思ったら合点がいった(本当はアルトマンに捧げられているが…)。大地から噴き上がる石油とダニエル・デイ・ルイスの神懸り的な演技にただただ圧倒される。[DVD(字幕)] 7点(2008-10-24 23:47:25) 6. 世界最速のインディアン 《ネタバレ》 愛すべき「クソジジイ」の実話。後ろから押してもらわないと発進すらできないバイクと同様、周囲の人々の善意によって、バート・モンローは夢を叶えられた。だが、彼の夢に一役買った人達もまた、勇気と感動を得ることができたのだ。名優アンソニー・ホプキンスならば、夢追い人の狂気を垣間見せることもできただろうに、そうはせず、世間知らずで人の良い老人を屈託なく演じることで、爽やかなファンタジーを完成させた。[DVD(吹替)] 7点(2008-10-02 06:56:16)(良:1票) 7. 戦場のピアニスト 生きるとはこういうことか。[DVD(吹替)] 9点(2007-07-26 22:15:38)
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