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【製作年 : 2000年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
1. ゼア・ウィル・ビー・ブラッド これはキューブリック。[DVD(字幕)] 6点(2013-06-24 22:17:12) 2. ぜんぶ、フィデルのせい 皮肉と同情と、怒りそして静穏。利発とまではいかないかもしれないが、素直なアンナの感情は、親から友人から社会主義まで全てを問い直していく。時代背景はのっぴきならないご時勢で、そんなときだからこそアンナの率直さが効いてくる。あの時代にアンナほど素直に問う人物がなぜ現れなかったのか。それは恐らく現代も同じなのだろう。[DVD(字幕)] 7点(2012-09-02 23:56:11) 3. 世界の中心で、愛をさけぶ これはもっと評価されてもいいはずの映画。「映画通」には低評価のようだが、脚本に関しても律子の存在が多少ご都合主義的で、何かしら理屈をつけてほしかった(婚約までしてればさすがに実家とか考えると「サク」に気付いてもいいんじゃないか、という違和感について)が、全体として考えると丁寧な伏線と巧みな演出は光っている。どうしても観るエリアを限定させてしまうような演出になってしまうが、テープレコーダーを使うという発想は特別素晴らしい。お互いの人柄がよく出ているし、最後まで効いてくる。手品や海などもしっかり伏線になっており、上手い。婚姻届や例の「助けてください」はやりすぎな気がするが、そこを差し引いても素直に面白い恋愛映画だと思う。[DVD(邦画)] 6点(2011-09-24 23:56:33) 4. 千年女優 ビジュアルはいつもすごいなぁ。あれほど頻繁に切り替わる場面、しかも時代が全く異なる場面のつなぎがめちゃくちゃ上手い。浮世絵風の書き割りのような中を駆け抜けながら、一気に幕末から明治初期(?)まで移動するシーンが一番秀逸。しかし、あの老婆が千代子の「もう一人の自分」だということや、結局鍵の君には会えないであろうこと、ぶつかって恋が始まるとか、妙にコケるとか、走る列車に追いすがるとか、脚本がベタすぎて、それ故につまらない。意味ありげな家政婦も使えていないし(てっきり年上女優のエイコと絡んでくるのかと思ったけど)、もっとうまく話を運べそうだったけど、結局あのラストに持って行くのならば、もっと人物の内面を描かなければならない。全体を通して千代子がただ無鉄砲に恋人を追いかけるだけなので、そこに女優魂とか彼女の内面が全く描かれていない。だから「恋人を追いかけるという役を演じている女優のような自分」を肯定するあの台詞がちぐはぐになってしまうのだ。[DVD(邦画)] 5点(2010-10-16 09:12:05) 5. 戦場のピアニスト エイドリアンブロディは痩せこけてみすぼらしい役をやらせるとハマりますね。最高でした。音楽。[DVD(字幕)] 8点(2010-09-19 17:36:33) 6. 戦場のアリア 音楽って素晴らしいですね。これが実話だっていうんだからすごい。ただ女性まで登場したのはやりすぎ。特に居る必要も無かった。歌えないダイアン・クルーガーを起用した意味もよく分かりませんでした。あんな口パクするくらいなら歌える人にしてほしかったです。 最後は救いがないといえばないですが、実話だと思うとリアルですね。ちょっと切ない気分になりました。[DVD(字幕)] 6点(2009-06-13 15:43:41)《改行有》 7. 世界最速のインディアン 《ネタバレ》 どことなく途中までは「ストレイト・ストーリー」に似ていますが、あの作品ほど旅が強調されているわけではありません。人と出会い、協力をもらいながら目的地までたどり着く、というありがちなストーリーで、その人々も意外と普通だったので拍子抜けしました。「よくある」出会いなんだもんなぁ。 ただやっぱり大会のシーンは感動的ですし、ストレイトストーリー、ウォルター少年らへんが好きな俺にとってはけっこうツボな映画でした。ほのぼの。実話ってことを最後に知ってさらにツボ。[DVD(字幕)] 7点(2007-08-24 22:09:55)《改行有》
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