|
プロフィール |
コメント数 |
307 |
性別 |
|
自己紹介 |
基本的に評価は甘め。 9点は映画としてほぼ文句の付けようの無い映画。 そして10点は多少アラが有ろうと個人的なツボに入り、人生に影響を与えた程の映画。 0点の映画は逆に怒りを通り越し尊敬の念さえ覚える映画。 |
|
1. 世界最速のインディアン
「夢を追わないやつは野菜と同じだ」
耳も遠くて、前立腺が悪くて、狭心症もちの、そんなジイさんバートだが、何でも笑顔で吹き飛ばす、人生を心から楽しんでいる。
わずかな年金収入で、20年代のオールドバイクに改造に改造を重ね、いつか世界最高速度を出すという夢に向かって、全く老いをいいわけにせず、「心はいつだって18歳だ」
とにかく、そんな彼がたまらなくカッコイイ。
本当に少年のような彼に周りは振り回されるが、最終的にはみんな彼を大好きになる。
改造にかけられる金は僅かなので、日用品をバイクのパーツに代替している、超ハンドメイドバイク。ブレーキもない。
彼の夢であった大塩原を見渡している時の表情に、胸が熱くなった。
映画として特筆すべきところは、全体的な映像の美しさもあるのだが、何よりレース中の画面から伝わってくるスピード感!!凄いです。
この作品を作った監督は、主役の元となった実在の人物バートのドキュメンタリーを制作しており、30年間この映画のアイディアを練っていたらしい。
アンソニー・ホプキンスのキャスティングはとにかく完璧で、本当に素晴らしい演技。誰もが感情移入できると思う。
人生の楽しみ方を忘れかけてしまっている人ほど、この映画の素晴らしさが身に染みるはず。久しぶりの個人的大ヒット映画です。[DVD(字幕)] 9点(2009-07-18 09:31:58)(良:1票) 《改行有》
2. ゼア・ウィル・ビー・ブラッド
まず本作は映像がとても美しく、重々しく、力がある。
ダニエル=デイ=ルイスの演技はさすがオスカーを獲るだけあり、圧巻。
賛否あるようだが、この独特の陰鬱で少しホラーじみた雰囲気が、
人間が欲望に狂っていく様や、混乱する心情風景をリアルに描いていたと僕は思う。
なんだか、シャイニングのクシシュトフ・ペンデレツキの音楽っぽいなぁと思っていたら、エンドクレジットで音楽「ジョニー・グリーンウッド」と出ていて納得。
レディオヘッドのギタリストである彼は、ペンデレツキの音楽に多大な影響を受けた と言っていたので。
映像、音楽、雰囲気全てが異様、そして圧倒的にリアル。
見応えありまくり。重量級です。[DVD(字幕)] 9点(2009-03-17 16:37:31)《改行有》
3. センター・オブ・ジ・アース(ブレンダン・フレイザー主演)
《ネタバレ》 3D、3D、3D・・・始めから分かっていたが、ほんとにストーリーも何にも無く、3D・・それだけ。初めは本当に新鮮でビックリの連続だが、中盤からもう飽きてしまって、最後まで楽しめなかった。初めから脚本なんかに全く期待せず観に行ったのに(ディズニーランドのアトラクションに行く感じ)、無駄に尺も長すぎ、演出もいきなりドン!の繰り返し・・これではさすがに飽きる。子供向け。・・・あ、でも長いから寝ちゃうかな。[映画館(吹替)] 2点(2009-01-09 13:31:31)
|