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プロフィール |
コメント数 |
339 |
性別 |
男性 |
年齢 |
37歳 |
自己紹介 |
映像の制作関係の仕事をしています。 前ほど映画を観る時間はなくなりましたが、なんとかレビューを続けてゆければと思ってます。 |
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1. セッション
《ネタバレ》 ラスト10分で、映画史が塗り替えられてゆくのを目撃した。怒り、絶望、嫉妬、歓喜・・・ありとあらゆる感情が束になって自分に襲いかかってくるあの衝撃は、感動などという生易しい表現では到底不可能である。神業のようなシナリオに神業のような演出・演技が完璧に融合した、まさに10年に1本というべき超傑作。[映画館(字幕)] 10点(2015-04-28 22:37:42)
2. ゼロ・ダーク・サーティ
いつ面白くなるのだろうと思っていたら、そのまま終わってしまったという印象。
「アルゴ」や「ミュンヘン」が、あくまでも主人公の視点を中心に物語を展開していたため、感情移入して観やすかったのに対し、今回はその部分に非常に戸惑った。主人公に明確に追う理由ができたのは、開始1時間以上経ってから。しかもジェシカ・チャスティンは性格悪そうでいまいち。事象を追うままに過ぎてゆく158分。ただ歴史を勉強しているような感覚でした。[映画館(字幕)] 5点(2013-03-21 18:44:14)(良:1票) 《改行有》
3. 鮮血の美学
《ネタバレ》 自主映画さながらの俳優・カメラの素人っぽさが普通の映画ではありえない奇特の雰囲気を醸し出す。1時間にわたる何のカタルシスもない展開の後に起こる殺人。その後の衝撃的な展開・・・にもかかわらず全く盛り上がらない(盛り上げる気がない?)物語演出。挙げ句の果てには、所々で明るげな音楽が顔を覗かせはじめる。一体制作者は何を見せたかったのか? その意図を全く汲み取れないこと自体にこの作品の恐怖の本質がある。狂気そのものが垣間見える稀有な作品。おぞまし。[DVD(字幕)] 6点(2012-07-22 01:46:36)
4. ゼア・ウィル・ビー・ブラッド
ただただ不器用で、決して怪物になることを望んだわけではない男が、完全に怪物になってしまった瞬間、大音量で流れるブラームス。石油を掘り当てた瞬間から、男の破滅は既に始まっていたということか。見せ場の数々に、偶然と必然の混じった絶妙なストーリー、ダニエル=デイ=ルイスのオールタイムベスト級の演技と、映画史に刻まれるべきラスト15分の“対決”。その尋常でない登場人物のエネルギーに触れた瞬間、我々はただただ「凄いものを観てしまった」と茫然とするしかない。[DVD(字幕)] 9点(2011-12-18 01:36:58)
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