みんなのシネマレビュー |
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1. 戦争のはらわた 《ネタバレ》 ゲーム感覚での戦争しか知らない人には観てもらいたい映画です。 また、人間が生きる緊張感を求めるため、戦いに魅惑され、戦いはなくならないのかとの問題提起。 今では、戦争だけでなく、市場、資本、などあらゆる面で勝ち、負けの戦いを続けており ある意味、そのバカさ加減に人間も、そろそろ気づいても良さそうなのだが、欲望がそれをもとめる。 ラストを、何か心に残る訴えるものにしてくれれば、評価8点なのだが。 但し、本当の戦争はこの映画より、汚く、卑怯で、悲惨なもの。本編もドイツとロシアという中立的な立場での 内容で、ヒトラーの侵攻を愚かとしてますが、英仏蘭など西欧が、アフリカ、アジア、アメリカに侵攻し植民地化を 進めた悪行もそれほど変わりはない。そのことについては、西欧はまだ、理解しようとしていないかな。[DVD(字幕)] 7点(2016-09-18 16:03:06)《改行有》 2. セッション 《ネタバレ》 最後に音楽、芸術の本質を映している。 自分の信じる音が、全てであり、それを超えるものはないと自分を信じきり演奏する。 誰にも、それを止めさせない。何があろうと。殺しあうまでの殺気に満ちる時、時間の概念が崩れ、 最高の芸術が生まれる。 それは、ゴッホ、若冲、モーツアルト、ホロビッツ・・などの芸術に通じるものか 映画としては、自動車事故や、手合わせなしのコンサートなど、無駄な演出もあったが、 最後15分の内容において、この映画の価値が存在する。 「無能な奴はロックをやれ」とまで、言い切る・・・ということ[DVD(字幕)] 8点(2016-05-03 11:46:18)《改行有》 3. 切腹 《ネタバレ》 素晴らしい映画です。津雲と家老の一言、一言の攻防、表情にぐいぐい引き込まれます。そして、斬り合うときの刀の持ち方、右手は柄の最も根元を左手は柄の端をしっかり握り、テコの原理で(最大モーメントで打ち合えるよう)刀を相手と交えないと、相手の刀の勢いにはじかれ、それは死を意味する。本当に真剣で戦うことが何かを判らせる殺陣でしたね。40年前位前から、まともなチャンバラを目にしなくなり、今はもうチャンバラお遊戯の時代劇しか、観られない中、新鮮でした。[DVD(字幕)] 8点(2015-12-13 14:21:57)(良:1票) 4. セント・オブ・ウーマン/夢の香り 《ネタバレ》 アルパチーノの演技だけかな?学校の問題自体が幼稚。校長もチンピラ程度の悪で、相手不足。関係する友達の 内面、葛藤、人間性の部分の描写も薄い。中佐の現役の話、女好き、フェラーリの運転も、何か上滑りしているような・・ 悪くはない映画だが、記憶に残るとは言えない[DVD(字幕)] 6点(2015-10-11 20:02:53)《改行有》 5. 戦場のピアニスト ユダヤ人迫害の内容と迫害された一家の様子が良く分る映画です。しかし、その後、ユダヤ人の国家であるイスラエルがパレスチナの人々を何十年に渡って迫害し続けている現実も一方にあります。同じことをやっているんだよね。以外に思ったのは、初めのうちは、ドイツが実施したユダヤ人隔離政策は、それほど厳しい内容ではないこと。よっぽど当時、アメリカが国内にいる日本人を強制収容所に入れた内容のほうが人権を侵害している。[DVD(字幕)] 7点(2015-07-05 09:19:15) 6. 世界にひとつのプレイブック この監督は何を表現したかったのか。躁うつ病の主人公が、どのように社会と向き合うかを後半で展開されるのかな・・と期待していたが。途中で投げ出し、ありきたりの昼ドラマ風に変わって、ありきたりの結末で終わった。 まあ、アメリカの一面を素直に描いていることは確かなのだが。[DVD(字幕)] 4点(2014-10-11 09:52:32) 7. ゼロ・グラビティ 《ネタバレ》 良い映画です。後半、生き残ることができないかも・・と鳥肌が立つような緊迫感がなかったのが残念。[映画館(字幕)] 6点(2014-07-31 19:32:00) 8. 千と千尋の神隠し 最後、千尋が振り返ろうか迷う時・・・時間を忘れることが出来ました。[映画館(邦画)] 9点(2014-07-30 19:21:33)
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