みんなのシネマレビュー |
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1. 戦場(1949) 使い捨ての駒のような末端の兵士の生き様が伝わってきます。 歴史は繰り返さない事を願いますが、核だけではなくサイバー、宇宙、細菌、AIなどが絡んだ戦争が思い起こされるこれからの時代を考えるとノスタルジーさえ感じてしまう作品でした。[CS・衛星(字幕)] 6点(2021-08-10 20:13:24)《改行有》 2. 青天の霹靂 タイムスリップまでの序盤に強く惹かれた分、終盤は何だかなー、ちょっと欲張りすぎてしまったたかなー[CS・衛星(邦画)] 6点(2020-04-17 23:17:31) 3. 先生と迷い猫 猫の行方やラストのぼかし方も悪くはないですが、実話ベースの割に随分芝居がかっているので本当にボケてしまっているようなドラマでした。[CS・衛星(邦画)] 4点(2019-03-12 23:45:33) 4. セント・オブ・ウーマン/夢の香り 名門校ではあり得ないような低レベルの告げ口強制公開懲戒委員会ですが、クライマックスを際立たせるためなんでしょうね。何でも庇えばいいってもんでもないですが、演説シーンは何度見てもグッときます。真実を伝えるべきか庇うべきかの道義的基準は難しい所ですが。[CS・衛星(字幕)] 7点(2018-08-05 21:18:28) 5. ゼロ・ダーク・サーティ 《ネタバレ》 ビン・ラーディン殺害のクライマックスシーン、結果も分かっているし真っ暗で何も見えないのに実話ならではのこの迫力と緊張感。国家機密絡みの物語の真相は情報公開まで闇の中ですが、主人公の執念が実った何もしないリスクを避けた指導者の決断、イラクの二の舞にならなくてよかったですね。この種の映画を見ていると、危機管理に限りなくリスクゼロを求めようとする理想主義社会も少々不安になってきます。[CS・衛星(字幕)] 9点(2018-07-25 00:08:48) 6. セッション 演奏者が追い求める完璧な形が凡人にはなかなか理解できないけど、映画の「上出来」感は強烈に伝わってくる。フレッチャーに言わせるとこの言葉がこの世の中で何よりも危険らしいけど。[CS・衛星(吹替)] 7点(2017-03-09 22:21:40) 7. セブン 初めてみた時の凄まじい衝撃が蘇る。悶絶するブラピの顔が胸を打つ。ラストに尽きると言ってしまえばそれまでだけど、見直してみるとそこに至るまでのリズムやテンポも素晴らしかった。[CS・衛星(字幕)] 9点(2017-03-04 23:08:53) 8. セレブ・ウォーズ~ニューヨークの恋に勝つルール~ 先に見てしまった「宇宙人ポール」の満足度から期待値が高過ぎたかも。コメディセンスはいいんだけどサクセスとロマンスの物語りをもうちょっと実話らしく見てみたい。[地上波(字幕)] 7点(2016-11-24 20:08:33) 9. 戦争と平和(1956) 文学の薫りがまったくしない「戦争と平和」。こんな深みのない作品があってもいいとは思うけど、評価のためだけに観るのは長過ぎる。能天気なオードリーも風情がなかった。[CS・衛星(字幕)] 4点(2016-10-15 00:05:40) 10. セルラー 《ネタバレ》 わけも分からず突然誘拐された母親が、偶然電話で繋がった見ず知らずのチャラチャラしている若い男と、携帯電話を駆使しながらスーパーヒロイン&ヒーローになって、ワル顔の悪徳警官たちを自力でやっつけてしまうお話。無理矢理サスペンスの展開だけど結構ハラハラドキドキできるので、リアリティの乏しさがもったいない。[地上波(吹替)] 6点(2016-09-18 23:12:11) 11. 千と千尋の神隠し さすがに初めて見た時の神秘的な緊張感や先の読めない意外性から受ける衝撃は薄れてきますが、八百万神と魔法の世界は相変わらずファンタスティックです。作者の思いとはズレているかもしれませんが、想像力や右脳が目いっぱい刺激される直感的な映画でした。[DVD(邦画)] 9点(2016-03-10 23:35:32) 12. 青春群像 暫くして誰が誰だか分からなくなってきたので最初から見なおして把握。ずいぶん老けた若者たちだなと思ったら実際も30代の俳優が多かった。浮気性の嘘つきで泥棒のダメ男が嫁さんの家出で反省するが、その姿に全然説得力がない。この程度でチャラ男は変らんでしょ。彼らのふるまいにチャランポラン気質やマフィアにも通ずる家族愛を感じるが、老け過ぎと青くささがマッチしていないのでいまいち入り込めない。[CS・衛星(字幕)] 5点(2015-10-31 15:31:06) 13. 戦争のはらわた 《ネタバレ》 第二次世界大戦の独ソ戦、東西冷戦時代だからなのかソ連よりも敵国だったドイツ軍視点の映画が珍しい(原作はドイツ人だが)。上官の命令に従ったとはいえ味方を裏切る副官を主人公は射殺するが、鉄十字勲章のために自らは手を染めない自己中の上官は殺さずに屈辱を与える。確信的な殺人者に対して「それは違うだろ」という思いと同時にフラストレーションも溜まる。エンドテロップの「諸君、あの男の敗北を喜ぶな。世界は立ち上がり奴を阻止した。だが奴を生んだメス犬がまた発情している」の詩はヒトラーのことを示唆しているのだろうが、ほったらかしておけば喉元過ぎると歴史は繰り返されてしまうものだ。[CS・衛星(字幕)] 7点(2015-10-11 17:02:11) 14. 戦場のメリークリスマス 《ネタバレ》 原作を読めばすっきりするのかもしれないが、映画だけではセリアズの銃殺が空砲だった理由やヨノイ、ハラのセリアズ、ローレンスに対する思いがいまいち定まらない(作者の意図と違っていてもかまわないのだろうが)。ここに描かれている理性や人間性の薄いかなり異質な日本人像にちょっと違和感を抱くが、異質の文化圏の捕虜経験もある英国系の原作者の目からみればこんなものなのだろう。もっとも大島渚監督だったが。[CS・衛星(邦画)] 6点(2015-08-11 11:39:28) 15. 戦国自衛隊 自衛隊の協力が得られなかったのかしょぼさが際立ちます。原作は面白そうですが、映画の方は学芸会並のシナリオと角川春樹臭にうんざりです。自ら監督と脚本を手掛けた「天と地」よりずっとマシですが。[CS・衛星(邦画)] 4点(2015-05-29 22:21:48) 16. 切腹 《ネタバレ》 重厚感漂う映像と琵琶の音から始まり、二人の切腹志願者と井伊家の間の回想を交えながらの謎めいた展開にあっと言う間に引き込まれます。武士の鑑、武士の面子、武士の魂といった武士道精神勢揃いのテーマで物語は進みますが、竹光による切腹シーンはあまりにも衝撃的です。切羽詰まってリスクを承知でさもしい行動に賭けてしまう娘婿の心情はとても痛々しいし、彼が武士の情けもかけられずに竹光で無理矢理切腹させられたことへの主人公の並々ならぬ復讐心も分からないでもないです。しかしながら、武士道精神を気取っているわりに、時に身勝手で、時に図々しく、時に潔くない主人公のちぐはぐさには、いくら開き直ってしまったといってもいまいち共感しづらいものがあります。映画の方は大スターたちの若かりし頃の好演と随所に盛り上がりをみせるストーリーでとても見応えのある作品に仕上がっています。主役級を演じていた石浜朗のその後の活動が脇役主体であることが意外でした。[CS・衛星(邦画)] 10点(2015-04-16 23:48:22) 17. セーラー服と機関銃 「夢の途中」につられての観賞です。前半は思わず吹き出してしまうシーンもあり、なかなかのコメディかとも思えましたが、途中からラストにかけての内容の酷さには驚きました。 [CS・衛星(邦画)] 2点(2015-02-04 21:42:12)《改行有》 18. セントラル・ステーション 時代背景がよく分かりませんが、製作年と同じならブラジルのあまりの途上国振りが意外でした。中味の方はなかなかいい映画だと思いますが、ドーラとジョズエのキャラに作り物感を感じてしまいました。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2015-01-27 23:42:23)《改行有》 19. 戦火の馬 馬がとても可哀相なお伽話っぽい映画です。馬への深い愛情を描いているシーンも、所詮道具としかみていないような人間の本質が垣間見えて、改めて馬の従順さに感心させられます。人が創り出した最高の芸術品とも呼ばれているそうですが、サラブレッドよもっと怒れ! [CS・衛星(字幕)] 6点(2014-11-18 17:32:36)《改行有》 20. 戦略大作戦 《ネタバレ》 センスのない邦題ですが、戦闘シーンなんかは結構シリアスに描かれているなかなか味のある戦争コメディ映画でした。ドイツ軍のあまりにも間抜けな描き方は当時のアメリカ映画では普通なんでしょうが、市街戦の中で右にも左にも旋回できないのろまなタイガー戦車やマカロニウエスタン調のメロディーにのって主人公たち3人が戦車に対峙していくシーンには思わず吹きだしてしまいます。面白かったです。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2014-11-15 00:00:32)(良:1票) 《改行有》
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