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1. ゼロ・ダーク・サーティ
《ネタバレ》 イラク戦争での失敗の後、信憑性に疑問符のついたCIAのテロ情報。取るに足りん情報だ、もっと確実な証拠を見せろと上はリスクばかりを気にする
チームを指揮する立場にありながら未だに会議ではマトモな席に座らせてもらえない女性になぞらえるように
それらの、過小評価されてしまうことへの粘り強い抗いが描かれている。恫喝も辞さぬ構えの・・・。そうした先に、表面的な勝利は訪れるのだ
見下ろすマッチョな支局長に下から歯を剥いて抗議するマヤのシーンはあからさまだった
実行部隊には含まれない女性が主人公というだけでもメッセージ性が強そうだと思ったが、描かれている内容はまさにそれであった
ノンフィクションと捉えると、そういったメッセージは時折鼻につく。手持ちカメラで室内でもグラグラ揺れるのも、映ってる内容が劇映画なので単に気持ちが良くない
ゲートから時間をかけて近づいてくる無言の車やアラブ人は見分けがつきにくいなど、ハートロッカーと同じ展開をよりわかりやすく語り直している
キャスリン・ビグロー作品は淡々とした絶望感があって嫌な気持ちになるんだけど、ビンラディン殺害の経緯を知りたいから最後まで辛抱して観た[インターネット(吹替)] 5点(2019-10-19 21:00:29)《改行有》
2. 戦争のはらわた
ファミリー向けに作られていないこういう映画は、万人に到底楽しめるものでないのは明らかだが
趣味に合う合わないといった部分も含めて楽しむポイントを自分で見つけられるかどうかが肝になる
ストーリーを前面に押し立てて楽しんでいただこうという作り方ではないので
映像に断片として描写される事柄や雰囲気から察するバックグラウンド程度のシナリオだと思ったほうが良いかもしれない
難解ではないが、ストーリーを追ってるだけでは楽しむ間もなく2時間以上、気が付けば終わってしまうという場合もある
サム・ペキンパー作品はいつも暴力とエロスのショットが秀逸なのでそれだけで「なんかすごいの観た!」
って気にさせられてしまうし、この作品もそれはよかったし、そういうの嫌いな人は最初から手に取るべきではない
自分の場合、全体としてはまだペキンパー作品を絶賛できるほどにはのめりこめていないのが正直なところ
映画の見方がわかっていないといわれても仕方がないかな・・・
ジェームズ・コバーンの顔が好きなので眠ってしまうことだけはかろうじて防げました
つまらないわけではないが、おもしろくもなかった[ブルーレイ(字幕)] 4点(2017-11-26 05:16:09)《改行有》
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