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プロフィール |
コメント数 |
2610 |
性別 |
男性 |
ホームページ |
https://tkl21.com |
年齢 |
43歳 |
メールアドレス |
tkl1121@gj8.so-net.ne.jp |
自己紹介 |
「自分が好きな映画が、良い映画」だと思います。 映画の評価はあくまで主観的なもので、それ以上でもそれ以下でもないと思います。 |
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1. 続・男はつらいよ
昨年の正月にシリーズ第一作目の「男はつらいよ」を初鑑賞して、一年ぶりに第二作目の今作を鑑賞。
来年以降も、年のはじめに“寅さん”を観ることを恒例化していこうと思っている。
自分自身が今年で40歳になる。
「不惑」という言葉の意味に対して、自分の精神年齢が程遠いことは否めないけれど、それでも人生の機微というものを何となく感じ取れるようにはなってきた。
自分の人生において何が大切で、何がそうではないのか。そういうものがおぼろげながらも見えてきた今、この国民的喜劇映画が描き出す「娯楽性」は、ことほど左様に心を満たす。
渥美清演じる「車寅次郎」というキャラクターはもちろん強烈だけれど、劇中において何か劇的なことが起こることはない。
が、しかし、なんでもないシーンで笑いを生み、なんでもないシーンでしみじみとした感動を生む。
これぞこの国の「喜劇」の真骨頂だろうと思える。
このシリーズ第二作においては、脇を固める豪華俳優陣の存在感も際立っている。
寅次郎の恩師役の東野英治郎は、個人的に幼少期に観ていた「水戸黄門」の印象が強く、あの特徴的な声の響きがとても懐かしかった。
若き山崎努は、30代前半にして既に映画俳優としての稀有な雰囲気を醸し出しており、今作ではヒロインの恋人という「普通」の役柄を演じていることが逆に印象的だった。
そして何と言っても、寅次郎の生き別れの母親役として登場するミヤコ蝶々の存在感が抜群。
数少ない登場シーンの中で、稀代の女漫才師ならではの“しゃべくり”と、この国の喜劇を牽引し続けていたのであろうコメディエンヌとしての表現力が圧倒的だったと思う。
渥美清も、東野英治郎も、ミヤコ蝶々も、既に亡くなって久しい。
けれど、彼らが昭和の時代に生み出した数々のまだ観ぬ「娯楽」を、これからまだまだ堪能できることは幸せなことだと思える。[インターネット(邦画)] 8点(2021-01-28 10:31:52)《改行有》
2. 続・黄金の七人/レインボー作戦
日曜日も深夜にさしかかった頃合いにこの映画を観始めた。襲ってくる眠気とせめぎ合いながら、なんとか最後まで観終えた。
数年前に観た前作同様、チープさの中で繰り広げられる絶妙な洒落っ気と雰囲気を楽しむべき映画だろうと思う。
が、「ルパン三世」の元ネタというわりには、全体的にテンポが愚鈍というか、軽妙なコメディ要素が強すぎて"泥棒映画”としてのスリリングさに欠ける。これも前作から引き続き感じた印象だ。
ただ、前作よりも、キャラクターのそれぞれに存在感があったことは、タイトルに相応しく良かったし、続編ならではのそもそもの設定を覆しかねない弾けっぷりも好印象だったと言える。
でもやはり、DVDのパッケージやイントロダクションを見て受ける期待を超える面白さは得られないというのが正直なところ。
“時代”と“お国柄”の違いが大きな隔たりになっているのかもしれないが、「ルパン三世」を観て育っている者としては、ちょっと、いや大いに物足りない。
BGMがわりに、お洒落なカフェバーのスクリーンにでも映し出されていれば、センスの良い空間の演出に一役買うことは間違いないと思うけれど。[CS・衛星(字幕)] 5点(2011-09-26 23:22:24)《改行有》
3. 続・座頭市物語
《ネタバレ》 前作「座頭市物語」を引き継ぐ見事な続編であった。勝新太郎の実兄・城健三朗(若山富三郎)との真の兄弟対決、前作では生き残る飯岡の親分をラストのラストでたたっ切るなど、娯楽性と爽快感が増した続編だったと思う。今作の後の何十作にもなるシリーズ化の確固たる自信と方向性を位置づけた価値の高い作品であると思う。[DVD(邦画)] 8点(2004-05-22 12:51:43)
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