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プロフィール |
コメント数 |
102 |
性別 |
男性 |
自己紹介 |
DVDで昔の作品が出て、入手しやすくなったのは嬉しいですが チャプター分け4つ以下っていうのは勘弁して下さい。
特に、チャプターなしっていうのは犯罪に近いですよ。 |
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1. ゾンビ/ダリオ・アルジェント監修版
ゾンビの怖さとは何でしょうか。外見には馴れてしまいますし、伝染の危険もさほど深刻ではありません。SWAT隊員たちは、ゾンビを手玉に取るありとあらゆる手段を持っています。なのに彼らは恐れている――何故か。「死体が動いている」からです。ゾンビの本質そのものが怖いのです。ゾンビ映画というのは結構あるのですが、「死体が動く怖さ」という、考えてみれば当たり前のところに焦点を置いている作品は、皆無といっていいでしょう。ルキオ・フルチはじめ、ほとんどの監督はとにかくビジュアルに凝ります。そうして、単にゾンビを「気持ち悪い怪物」に仕立ててしまう。ジョージ・A・ロメロ一人が高みにいるのです。これは凄いことですよ。彼は作品全体を通じて、もう一つの恐怖を仕掛けました。ゾンビ自身の本質とも関係しているのですけど、それは「逃げられない」ということ。主人公たちはゾンビから逃亡しますが、何処に行っても奴らはうようよしている。夜が明けて、朝になっても消えません。空間・時間の両面で退路が塞がれています。ふつう人間には最後の逃避手段があるのですが、奴らはそれすらも許さない。自殺してもゾンビからは逃れられない。奴らの存在は、死が安らかな、永遠の眠りであることを否定するのです。だとしたら、ゾンビほど怖い怪物がおりましょうか。『ゾンビ』ほど怖い映画があるでしょうか。10点(2004-10-16 04:16:03)(良:2票)
2. ゾンビ3
ヒット作にあやかった、邦題上での「続編」。やはりひどい出来です。作品の価値を決めるのは、よい脚本と丁寧な演出。ホラーも例外ではありません。役者が「襲われるのを待っている」「おとなしく遠巻きに見ている」と感じられては、すべてはぶち壊しです。まあB級ホラーですから、腹を抱えて笑いながら観るのがいいでしょう。恐ろしい老け顔の子役が出てますが、ある意味彼が一番こわいかも。2点(2004-01-27 19:30:22)
3. 続・兵隊やくざ
前作は軍隊内部の理不尽さを描いていたので「敵」が登場しませんでした。今作でやっと中国人が出てきます。彼らに対する大宮たちの態度が、少し不自然でしょうか。大宮たちも日本軍ですからね。まあそれは、作り手の矛先が、あくまでも軍隊内部の腐敗に向かっていることを示しているわけで、不快感はありませんけれども。『兵隊やくざ』は傑作でしたが、本作、続編としての水準はとりあえずキープしているという印象です。5点(2004-01-27 01:50:17)
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