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プロフィール |
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1727 |
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自己紹介 |
今まで観た映画の記録を整理したくなり、レビュー開始。 物忘れが良いのでメモを残しておかないと、印象薄めのものは内容をすっかり忘れていたり、前に観た映画も初見かと思って後半にようやく気づくなんてことも。 備忘録を兼ねているので、ほとんどのレビューはネタバレで書いてます。
10 至高の殿堂入り 9 心に残る傑作 8 もう一度観たい佳作 7 面白い 6 そこそこ面白い 5 普通 4 それほど面白くはない 3 面白くはないが見どころがなくはない 2 全然面白くない 1 酷い駄作 0 呆れ果ててもはやネタレベル |
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1. ソナチネ(1993)
《ネタバレ》 顔色ひとつ変えずにトリガーを引く村川。
どうしようもない虚しさが漂い、人として生きる喜びを捨てたように見える。
いつ何が起こるかわからない緊迫感。
その中にバカンスのようなのどかな時間。
土俵を作っての紙相撲の実演には顔がほころぶ。
南国の空の下での無邪気な笑顔が、その後の虚無感を更に引き立てる。
緊張と緩和、動と静、生と死、そうしたメリハリを巧みに利かせている。
「あんまり死ぬのを怖がってると死にたくなっちゃう」
死を避けようと考えること自体が、死を見つめてしまっているということか。
破滅や死へと吸い寄せられていくかのような主人公に、儚さがつきまとう。
ただ、ラストの車中での自殺はイマイチな気がする。
それにしても、犯罪ものにしては警察の存在感がまったくなかった。
北野監督は省略できるものはできるだけ省略して、立たせたいものに焦点を当てるが、ここでは警察は不要ということなのだろう。
独特の雰囲気を持つヤクザ映画だが、共感しにくい部分もあってハマるまでには至らなかった。[DVD(邦画)] 6点(2014-10-21 22:51:25)(良:1票) 《改行有》
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