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1. それだけが、僕の世界
《ネタバレ》 新聞評やレビューがすこぶる良く、期待値maxで見てしまった!
号泣とかタオル用意とか。
ベタとは知ってたので、じゃあ割り切ってデトックスしよう、と意気込んだが
涙はジワッとも出てきませんでした。病気では泣けません、自分。
思わず膝を打つような、ひねりのある脚本とは言えない気がします。
一人で観に来ていた前列のおじさんや、すぐ後ろにいた男性と思われる観客がすすり泣いていました。
放蕩息子と老いた母親の絆に自分とお袋さんを重ねたのかもしれませんね。
イビョンホンは重ねるにはあまりにもカッチョイイですが。
イビョンホンを映画館で見るのが初めてなので、ちょっと残念です。[映画館(字幕)] 5点(2019-01-05 23:47:10)《改行有》
2. 曹操暗殺 三国志外伝
《ネタバレ》 玉木宏さんが出ているということだけで見に行きました。三国志も中国映画も初体験の私はお呼びでない、といったところです。暗い!色がないです!
ディズニー映画を見て、生きる事や和解することの喜びに涙した直後でしたので、特にそう感じたのでしょう。何のために生きているのか。権力、謀反、処刑、暗殺。怖い、惨い、狡い、暗い。全編その流れです。
玉木さんの声は吹き替えの様でした。本人とは似ても似つかぬ高音で違和感充分でしたが、宦官は声が高くなるというなら、自分の声で自分の中国語でそこは頑張ってもらいたいところです。宦官となっても性欲はあるようで曹操の女と逢引します。何のための去勢でしょうか。最後、穆順(玉木宏)は愛する女(霊雎)の手によってグサッと刺されて息絶えます。なぜ見違えたか。穆順が曹操の上着を羽織っていたから。そこのところ意味が良くわかりません。愛する男の亡骸とともに馬で疾走する霊雎、どこまでも広い中国の大地ですが、がけっぷちのところで行き止まり、後から追いかけてきた曹操の目の前で崖下へ死のダイブです。曹操は霊雎の行く先が分かっていたのですね。どうもそのあたりが不自然で、重く暗い歴史ものを安っぽくさせているように思えてなりません。
エンドロールでは、映像+音楽が、次に音楽のみとなり、最後音楽もなくなって、ただた
だスタッフ一覧が流れていく。映画そのものの暗さの最後のとどめといった感じで、
あっぱれ!という気持ちになりました。
玉木さんがこの映画に出たいきさつを知りたいものです。三国志ファンなら観かたも変わるのでしょうか。[映画館(字幕)] 4点(2014-05-05 08:57:48)《改行有》
3. そして父になる
《ネタバレ》 ハリウッド映画好きにとっては、せりふの少なさ、画面の静かさに戸惑う。是枝監督の作品とは認識しながらも。ありえなさを感じるシーンとしては、小学校受験の控え室で面接内容の嘘のネタ晴らし、子ども取り違えの事実を会社の同僚にこともなげに話す、環境の劇的変化に対して子どもたちが静か過ぎ、など。子どもを二人持つ私たち夫婦で鑑賞したが、ともに感情移入できないもどかしさを感じ、泣くこともできなかった。「そして父になる」という題にずれを感じる。[映画館(邦画)] 3点(2014-04-02 22:29:41)
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9 | 6 | 5.31% |
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