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2534 |
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レビューを相当サボってしまってるの、単に面倒になっちゃってるからなんですよね。トシのせいか、色々とメンド臭くなっちゃって。 映画自体、コロナ禍以降そんなに見に行かなくなったのだけど、それでも年に70~80本は見てるワケで(でも今年は50本行かないかな?)、レビュー書けよ自分、って思ってる、でもなんか書かない、みたいな。 これからは今までよりも短文でレビューを上げてゆきたいな、と思う次第であります・・・微妙だけど。. |
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21. ソウル・サーファー
《ネタバレ》 なんだか騒がしい映画。もう少し「静かな映画」を見たかったのですが、それはデカい音=いい音だと思っているかのような新宿バルト9の再生環境のせいばかりでは無くて。私としてはベタな感動物語を期待していたんですけど、基本はサーフィン映画なんですよね。音楽ガンガン聴かせてカッコつけた編集でカッコいいサーフィン映像を見せてナンボっていう。で、一方で冒頭から病院に運ばれるまではB級ホラー。若者達の姿を点描して海の中の「何か」を少々引っ張った上で鮫に襲われて、って。ホラー的音楽だけでなく、明らかに『ジョーズ』から手法を引用していて。そしてヒロインがサーフィンをしている部分のアップはデジタル合成+CGI丸出しの、そこだけイメージショットの如き世界になる、と。なんだかバラバラの要素をそのまま繋げた映画って感じ。なのでこの映画の大切な要素の1つ、海に自由を奪われたけれどそれでも海を愛するって部分が他の様々なノイジーな要素にジャマされ続けるという。この映画、ほぼ全編波の音が聴こえているのですが、その波の音をヒロインと海との対話に対して重要なソースとしてあまり使ってないんですよ。何しろその上にガンガンと音楽乗せまくりですから。もう1つの大切な要素、家族愛はそれぞれのキモチや立場を描いていて良かったと思います。アナソフィア・ロブはこれまでの象徴的ヒロイン演技より進んで喜怒哀楽全てをぶつける演技で存在感を示してましたけれど、中盤以降ひたすら映像にデジタル処理が入り続けるという特殊性からか、片腕を失ったゆえのぎこちなさとは別のぎこちなさが生まれてしまっていた気がします。ラストの実在する人々の映像は、実話であった事を映像で実感するがゆえの感動で、映画そのものの感動とは全く違うモノですしね。落ち着いた感動系を期待するよりもアメリカ的なポジティブスポ根映画として見るのが吉って映画でした。[映画館(字幕)] 5点(2012-06-17 07:59:22)(良:1票)
22. ソルジャー(1998)
《ネタバレ》 うーん。単純におバカノリを楽しんだりもしたんですが、映画終わって「ん?」と内容を考えて、むむむ・・・って感じになっちゃいました。SFですけどフォーマットは西部劇。町に受け入れてもらえない流れ者が、結局町を救う、って。だけど、この見事な人種分けはどーなんでしょ? 平和な白人の町に攻めてくるのは黄色人種。それを全滅させて白人とちょいとだけ活躍した黒人がめでたしめでたしと。黄色人種=ネイティブアメリカンという西部劇の図式を単純に引用しただけの、無意識でやってる状態にしても無神経、意識的にやってるとすれば、かなり悪質。まー、私の考え過ぎである事を望みます。[映画館(字幕)] 5点(2003-12-09 23:56:03)
23. ソー:ラブ&サンダー
《ネタバレ》 なんだか眠たいデキの映画だったわ。
『ソー』って元々MCUの中でも特に絵空事感つよ~いシリーズだったけれど(神様のハナシだしね)、今回はその傾向が相当強くて。この世界とは違うどっか遠くで起きてる出来事って印象で(実際に現実空間を示すような画が殆ど存在してないし)、ソーのキャラがひたすら浮いてる(浮世離れしてる、上滑りしてる)ので鬱陶しさ醸してるし。ほぼ全編そんな彼がメインなので色々山あり谷ありな物語のハズなのだけどどうにも単調に感じてしまって。
冒頭、ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーの面々と共闘してる、ハズなのだけれどソーが場を荒らしてるのをただ眺めてる程度の軽い扱いでガッカリな感じだし(マンティスの顔がかなり変わっちゃったのだけど、どうして? 黒目がちな前の方が良かったわ)、せっかくのクリスチャン・ベールの悪役なのに出番少なくて前作のケイト・ブランシェット同様勿体ないとしか言いようのない扱いだし。子供をさらって以降、ソーたちを描くのに忙しくてその間殆ど動いてませんでした、って感じ。冒頭とラストにしかキャラが描かれてないのでナカミがすっぽり抜けてる感じなのよね。
せめてソーとジェーンのラブストーリーに酔わせて貰いたいところだったけれど、そういうキャラじゃなかったわね。ジェーンのマイティ・ソーっぷりは良かったけれど、これにて終了って幕引きしちゃったのが残念。
端役を意外な人たちが演じてたりするのだけど、そういう小ネタというかウケ狙いよりも、もっと本筋を面白くしてくれないかしら?って思ったわ。
良かったのはちょろっとだけどダーシーが出てきたこと。誰?今回ダーシーは出ないとか言ってたの。彼女の麗しい顔が見られて嬉しかったわ。[映画館(字幕)] 4点(2022-07-08 21:34:00)《改行有》
24. 卒業(1967)
なんてこったい。映画史に残る名画を見ようとしたつもりが、ただの親子丼映画。アメリカブルジョア団塊バカ息子の軽薄な苦悩なんて、どーでもいいです。超有名なラスト4分間にだけ価値があって、残りは団塊の世代がいつまでもダラダラ青春引きずって懐かしんでればそれでいいんじゃねーの、って程度のモノ。これに関しては今の時代に作られた新しい映画を見た方がマシですなぁ。時間の無駄。[DVD(字幕)] 2点(2009-04-09 23:32:19)(良:2票)
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