みんなのシネマレビュー |
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1. 続・エマニエル夫人 前作で手ほどきされたエマニエルさんが今度は手ほどきしてキャリアを積んでいく、という性長物語。私は前作の方が好きですが、シルビア・クリステルはこっちのほうが成熟して綺麗かも。ウンベルト・オルシーニもなんというか、セクシーでたまりません(←ここに出るから当たり前か、)・・げに美しきフランス人がなんでアジアばっかり来るのよ、と思ってました。録画などできなかった頃の深夜の14型TV、言うに言えないほどありがたいのでありました。[地上波(吹替)] 3点(2005-10-30 17:00:50) 2. 草原の輝き(1961) 青春映画のマイベスト。恋愛映画のマイベスト10。 この若者たちが周囲にいかに愛されているのかがわかって、 観た翌日までオイオイ泣いてた私。 「心から愛せる人に、しかるべき時に捧げます」と思ってる女の子、 「できたらバー人を彼女か嫁にしたい」と内心思ってる男の子、 「わかっていながらつい子どもに我のレールを敷いている」パパママさん、 引け目など無用!必ずしも時代遅れではないし、 実は結構いらっしゃるのではないでしょか。 そんなアナタにおすすめします。 繊細なナタリー・ウッドの心情を代弁するかのような滝や振り子や鍋の音、 それに蠅さんまでもが名演技。 60年代映画名物:ラスト数分もぜひどうぞ。私と一緒に泣こ。 [DVD(字幕)] 10点(2005-06-20 21:47:42)(良:2票) 《改行有》 3. 宋家の三姉妹 《ネタバレ》 女性監督による女性大河、よかったです、よかったです~ いくつかある見送りのシーン、見舞いのシーンには涙が抑えられませぬ(娘がティッ シュ箱を投げてきた)。こんな悲しい嫁荷入れも初めて見ました。孫文と二女が思いあう姿に娘が「タイタニックよりええやん」とポツリ。そうやろそやろ(孫文も男前や)。激動の中、自分の思う道をぐいぐい進む二女三女。あやしくなった場の雰囲気をさっと切り替える長女の頭の良さ(アクションないミシェル・ヨー、冨司純子みたいでいいです)、女系育ちの私はこの姉妹の確執や結束にうなずくばかりでした。 かなり制限を受けた作品らしいですが、それでもわかりやすいです。♪喜多郎も泣かせてくれます。おばさま族(JTには少ないか)にオススメ。 8点(2004-10-19 21:13:51)《改行有》 4. 続・ある愛の詩 右下に『つづく』と出るかと思わせるラスト。 甘さが抜けてええ顔になったのに、ボンボン度数が増したオリバーにガックリ。 キャリアウーマンには見えるが、彼と似合ってないキャンディス・バーゲンにガックリ。でもこの中古ビデオ、持ってるんです、デートしてるとこなんかはステキなので・・・懲りひん私。4点(2004-06-27 01:50:14) 5. 存在の耐えられない軽さ 《ネタバレ》 まだまだこの作品を深く理解するアタマがないのですが、、、♪ステンカラージンの舟、がアレンジされ、街中は、、というあの時代を映す画面やエロチックな描写や♪弦音楽のせいか、なんか良かったわぁ~、と思わせてくれるこの雰囲気、わかってないのにやられてしまいます。でも一番わからんのがカレの反共主義。そこまで犠牲にするならなぜ後半ああなのか? 体制に屈したくはない、しかし、ダメだったのだ、というところをむしろビノシュが引きうけていた感があります、これぞ空しい男、というのかな? そういう男にゾッコン型ビノシュと、ライトな愛人型レナ・オリン二人には、わかるとこかなりありますわね。写真撮り合う二人の表情の微妙な移り変わり方、逆転、このシーン、とても好きです。レナ・オリンが恋人の前で泣くとこもいいです、なぜ泣くのか考えると共感できます。また二人のヨーロピアンな英語がかえって素敵(それに自分でもレナ・オリンくらいなら喋れるかも、と嬉しいじゃないの)。やっぱり男性って、まっすぐカワイイ女が好きなのでしょうか、そういうとこビノシュがとっても上手いし、プールサイドのシーンと「カノジョをキレイにしたいわ」シーンはドツボ!喝采!。//皆さんのレビューには、その理解の深さにうなってしまいます(悩める私をフォローして下さったと思われるおばちゃん様には感謝です、違う?思い込み御許し下さい(^^)”)、あとで読んでみるととてもよくわかりました、皆さんありがとう。精進してまたいつか観ようと思います。8点(2003-12-26 16:02:13) 6. 卒業(1967) 《ネタバレ》 ’72年頃観た(「街の灯」と2本立てでした)ときはよくわかってなかった。でもそのあと何度観ても「飽きん」映画マイベスト5にいつも入ってます、要らんシーンがどこにもない、とずっと思いつづけてます。酒場のストリップ、アパート借りるにもアカちゃうやろな?と念押しされる等、この時代を感じました。 アン・バンクロフトを名女優と呼ばず誰を呼ぶ?という感じですよね~サリバン先生とロビンソン夫人だけでわかります。ベンとロビンソン夫人が会うホテルのバーとお部屋のシーン、自分でも不思議なほど繰り返して観る、おもしろい。カラダはこっちでも、純なキャサリンを好きになるのはこれ仕方ないでしょう、若気の至り・・でもやっぱりこの先無理があるよなぁ・・卒業でない卒業、私は「半卒業」だとトッてます。それにしてもこのあとドタキャンウェディングものが流行り(?)ました、私たちが美化して受け止めすぎましたかねー。/追:S&Gがなかったら満点じゃないけど、やっぱりコレは名作だと思う、私そういう時代に育ってしまって、そういう感性が染みついている、当時ストーカーという言葉も知らなかった、「一途な青年」だと信じた。だから素直に満点。10点(2003-08-10 10:35:36)(良:1票) 7. ソフィーの選択 モノクロの選択シーンはほんとにあんまりです、、。 いずれにせよ一生苦しむ、でも、私も同じように選ぶと思う。私の友人は、辛いので二度と見たくない作品と言っていた。「永遠に美しく・・」と「デーヴ」の二人や、って自分に言い聞かしても、やっぱり泣いてしまう。//オスカー当たり前でしょ、って言ってるような物凄い演技。「英語が一番難しいの」というシーンがほっとできる。訛ってて、スリムで、金髪に濃い化粧、ちょっと違和感あるけど、このメリル・ストリープめっちゃ好きやねん。//【ソフィーの洗濯物】さん、いいHNですねえ、感激。9点(2003-08-06 21:09:52)
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