みんなのシネマレビュー |
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1. その男ゾルバ 男ってやっぱり伊達を張ってなんぼのもん。その伊達に男も女も惚れるというか、せめて伊達を張るならそれなりの余裕がいるんだってゾルバを見てると思いました。伊達の張り方を知らないと、女の家に入らないボスとか失恋して自殺する青年のような変な形の意地になってしまって、そうすると本人も周りもきっと悲しいことになる。ゾルバの伊達は死に際を見取ってもらったばあさんを、きっとほんの少しだけでも幸せにしたでしょう。でも余裕の伊達を張るなんて誰でもできるわけではないし、最後に言う「ボスは本を友達にしている方が似合う」ってセリフはグッと胸に刺さる言葉でした。7点(2005-02-15 22:58:55)
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