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1. 草原の実験
《ネタバレ》 メニュー画面に「音声/字幕」の選択項目が無いので「吹き替え版借りてきちゃったか・・やっちまった」と焦りました(VHSじゃない)。選択項目が無いのも当然で本作では登場人物が一切喋りません。笑ったり悲鳴を上げたりするけどセリフは一切無し。
この為、まるで綺麗な絵本か、PIEブックス辺りの「世界の美しい〇〇」みたいな写真集でも見ているような映像体験。この手法は面白いと思います。
その分ラストは衝撃的。オチ自体は長ーいタイトルの有名な映画を始め決して珍しいものではないんですが、最後の最後ににCGや特殊効果を思いっきり駆使したコレ、というのはインパクトありました。原爆までここまで美しく表現されてしまっていいんだろうか・・という疑問はありますが。(監督氏はピンクフロイドの「ファイナル・カット」聴いてると思う。)
主人公の少女が青い目の青年の方と結ばれてしまうのは「ロシア人、悪い人達ばかり違うよ」という言い訳なのかな。
元ネタの舞台は旧ソ連時代のカザフスタン(西トルキスタン)との事。ソ連が崩壊、カザフも独立を果たし、この地でこういった悲劇が繰り返される事はないでしょうが、現在進行形で同じ事が行われている地がすぐお隣にあります。いまだ中国に占領中のウィグル(東トルキスタン)。この地で何度も行われている原爆実験を、あれだけヒステリックに反核を叫ぶ日本のマスメディアが全く取り上げようとしないのは世界の七不思議。[DVD(字幕なし「原語」)] 9点(2016-06-12 10:38:55)《改行有》
2. 続・夕陽のガンマン/地獄の決斗
《ネタバレ》 「続」と言っても俳優一緒なだけでストーリー関係なかったんですね・・。前作と全く異なるプロットであり、挑戦的な意欲は良。ただ今回は復讐劇のようなものは無く、ひたすら金を追い求める物語のためか、ラストにあのカッコイイ音楽が鳴ってもイマイチしっくり来ない。だからこそああいうとぼけたような楽器なのかな。「卑劣漢」にしても、あれで何人もの人間を残虐に殺してきたわけで、あまり「憎めない奴」とは思えない。そこそこ面白かったけど、このシリーズが本作で終了したのも頷ける感じ。 個人的には、前作で強烈だった弁髪の中国人ポーター、今回はアイルランドかユダヤ移民の楽団員に扮して(おそらく同一人物だと思う)また素晴しい演技を見せてくれたのに満足。何なんだこの俳優w[DVD(字幕)] 7点(2011-08-09 23:39:46)
3. 續・姿三四郎
敵兄弟は48時間2の元ネタ?アメ公が前座というのは本宮系劇画の源流?色んな所に影響与えてるんだなと思いました。ラスト雪山中の決闘で画面が平べったくなってしまったのが残念。7点(2003-12-17 21:13:20)
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