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1. それでも恋するバルセロナ
ウディ・アレンが「バルセロナ」なんて事件ですよ。
ウディ・アレンから連想されるのは「ニューヨーク」「インテリ」「繊細」…
この連想ゲームではどうやったって「バルセロナ」にはたどり着かないのに。
なんだか最近ウディ・アレンが亀仙人に見えてくる…。
スカーレット・ヨハンソンは「マッチポイント」以降ウディ・アレンのお気に入りだけど、ペネロペ・クルスとハビエル・バルデムなんていうムンムンな二人を、おじいちゃんになったウディ・アレンに扱えるのだろうか気になってて、やっと鑑賞。
ウディ・アレン特有のインテリ風味が弱いのでちょっと物足りない気はしましたけど、おじいちゃんになってもこんな映画をつくれるなんて素敵。
カンペキな人間なんていないけどそれでいいんだという気持ちになります。
スカーレット・ヨハンソンと対峙しても、あぁこの女性にはかなわないと圧倒させるくらいの自信とか美しさは、ペネロペ・クルスにしか出せないなぁ。[DVD(字幕)] 7点(2012-07-21 14:05:39)(良:1票) 《改行有》
2. 草原の輝き(1961)
《ネタバレ》 ワーズワースの詩がいつまでも心に残る映画。数年の月日が経ち、ディーニーがバッドに会いに行く。バッドはすでに結婚して子供もいた。それでもしバッドの奥さんがケバーイ嫌な女だったら キーーッてかんじなんですが、ボロボロの服の素朴な女性でちょっとほっとしました。泥だらけのバッドと真っ白な服をきたディーニーがあまりにも対照的で、あーもうふたりは違うんだな、と。切ない…。「されど嘆くことなかれ その奥に秘めたる力を見出すべし」まさにそんな表情をしたナタリー・ウッドのラストシーンがとても美しいです。
[DVD(字幕)] 8点(2008-06-26 23:58:41)(良:1票) 《改行有》
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