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1. ソイレント・グリーン
《ネタバレ》 子供の頃テレビ放送で観て以来三十数年ぶりの鑑賞。ソル爺さんの食事シーンが凄く好きになりました。僕の知人が過去に食品製造関係の仕事をしていて、その人は飲み会などの付き合い以外、決して外食をしない人でしたし、コンビニやスパーの惣菜さえ利用せず、完全な自炊生活にこだわっていました。過去の職場で目にしてきた物がよほど強烈だったろうことが、詳しい話を聞かなくても分かる徹底したこだわりでした。今や、完全手料理にこだわっても、元々の野菜や肉の品質にさえ大きな「?」がつきまとう時代ですから、もうこの映画はほとんど今の時代を言い当てていると言えると僕は感じました。昔観ていたので、社会背景もオチも知っていましたが、今回観てみてホームというものの存在があまり示されず、わりと目隠し状態で展開されていたのだなぁと思いました。この社会背景が強烈に印象着いちゃうとオチは簡単に予想できそうですもんね。ところで、今回この映画を観終わって一番思ったのは「もしタルコフスキーがこの物語を撮ったら、どんなものになっただろう?」という強い興味でした。[DVD(字幕)] 6点(2015-02-14 12:33:44)
2. 続・猿の惑星
《ネタバレ》 見たのはずいぶん昔TVで。当時子供だった僕は、核兵器を神と崇めるところはわりと好きでした。だって、実際に人類は核兵器を捨てられないでいるし、それがあるから戦争が抑止できるとか言ってるし、一歩引いた目で見れば「これこそが世の秩序を守る神」みたいに思ってる人たちがいるんだから。子供心に、そういう大人への皮肉めいたところが気に入ってました。もちろん今じゃとてもまともに見る気はしませんけど。超能力とかテレパシーはげんなりですが、今になって思えば、現代人はケータイとかでいつでもメールという思念を送って、その場にいる誰にも聞かれないように特定の相手だけに意を伝えることができるようになったんですよね・・・・YouTubeでねつ造動画配信してイメージを送り、情報かく乱したりも可能かもしれないし・・・関係ないか。ケータイに、頭が痛くなる思念モードが出来たらイヤですね。町を歩いていて、メールを開いたら頭抱えて悶え苦しむとか(笑) くだらないこと書きました。僕も吹っ飛びます。くそったれ~!(たしかTVの吹き替えは、こうだった)[地上波(吹替)] 4点(2012-03-21 17:19:15)
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