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プロフィール |
コメント数 |
448 |
性別 |
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年齢 |
40歳 |
自己紹介 |
10点映画に出会うのを楽しみにして今日も映画を見る。 |
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1. そして父になる
《ネタバレ》 始まりの受験面接からタイトルや良多への周囲からの話など色々な伏線を回収して完璧な正解がない中で大団円に収まったのはとても良かった。
途中両夫婦が対立してしまうシーンはリアルだし、視聴者は子供の心情を常に考えてしまうので見ごたえがある。
子供を通じて互いの溝が埋まっていくのかと思いきや、当然そんな簡単なものでなく、それでも子供を中心に状況が動くというのが子を大事に思う親の気持ちを見ている者へ与えているのかもしれない。
最後の避ける慶多を追っていく場面は子供の複雑な感情を慮ると胸が苦しくなる心に残るシーンだ。その他も母側でも葛藤や優しさを表すところや、子が育ての親へ帰りたい思いを表現するところなどの印象的な場面がたくさんあって、見て良かったと思いました。[CS・衛星(邦画)] 7点(2024-03-13 16:48:58)《改行有》
2. 草原の輝き(1961)
《ネタバレ》 昔の学生だった頃を思い出してしまう。親の期待と自分への抑制や葛藤。何が正しいのか考えるが、未だ若く経験も度胸も何も備わっていないのでどうすればいいのか判らない。そんな時期には、一つの出来事が自分を強く揺さぶってくる。映画ではディーンは強いダメージを受けてしまう。このあたりの情緒不安定なディーンを見て以降、私は大変ストーリーに引き込まれてしまった。
そうした後、バッドの父親・ディーンの母親が子へ自らの育て方の不十分で無かったかという後悔に近い気持ちを吐露するシーン。親も子も時代も場所も関係なく、事がうまくいっていないとき、いかなかったときは皆不安なのだ。その時のディーンの母親への対応は、彼女の心の成長を感じさせる。
最後のバッドとの再会。時間の移りゆく様を感じる。そして何とも言えないこの前向きな切なさに詩が照らし合わさって、この作品と映画というものの価値を感じる。[CS・衛星(字幕)] 7点(2018-01-13 19:43:36)(良:1票) 《改行有》
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