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プロフィール |
コメント数 |
1907 |
性別 |
男性 |
年齢 |
62歳 |
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1. 卒業(1967)
恋愛映画というよりは青春映画の色合いが濃い作品で、名作と称されるだけあり、
洗練された作りには素直に脱帽。
主人公の心情描写や変化が丁寧に描かれているわけではないので、共感しづらかったり、
後半の彼の行動やラストシーンに今一つリアリティーが湧かないのだが、そこは想像力で。
鑑賞者の感性に委ねるような手法は、いかにもアメリカン・ニュー・シネマらしい。
大学を卒業したばかりの青臭い青年役に、ダスティ・ホフマンはハマリ役。
ロビンソンさんのキャラと、演じた女優さんも良かった。音楽はもう言わずもがな。
意味深なラストのカットは、強烈な印象として記憶に残っている。[DVD(字幕)] 7点(2012-09-09 06:48:47)《改行有》
2. 草原の輝き(1961)
ワーズワースの詩を題材にした、「エデンの東」タイプの青春映画。
この時代特有のパパン、ママンの甘ったるい親子のシーンには、相変わらず違和感を覚えてしまうけど、若き日の輝きとはかなさ、美しさと残酷さ、主人公たちの苦悩や葛藤は丁寧に描かれてます。
ウォーレン・ベイティが若い、ナタリー・ウッドがかわいい。
さすがに時代は感じるが、ラストも印象的な、秀作の部類に入る青春映画かと。[DVD(字幕)] 6点(2012-11-25 06:17:40)《改行有》
3. 続・男はつらいよ
佐藤オリエをマドンナに迎えた、シリーズの第2弾。
寅さんのキャラが相変わらず面白い。中学時代の恩師、病院の若手医師、寅さんの母親と、
ちょっとお話が分散されてしまった感はあるけど、大いに笑わせてくれます。
同じような構成、展開で何十作も作ったのだから、やっぱりすごいとしか言い様がない。[DVD(字幕)] 4点(2011-10-11 11:45:32)《改行有》
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