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プロフィール |
コメント数 |
78 |
性別 |
男性 |
ブログのURL |
//www.jtnews.jp/blog/27405/ |
自己紹介 |
まずは幸運にも劇場で鑑賞できたもの優先につらつらぼちぼち書かせていただきます。とはいえたまには都度鑑賞したDVDものも挟んじゃうかも。
ここ最近足しげく通っている映画館は、Film Forum, MoMA, Japan Society, IFC Center, Lincoln Centerといったところ。
ハイ、新作はあまり観にでてはおりませんです。
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1. 続・男はつらいよ
劇場版第一作がことのほか評判がよかったため急遽撮られた第二作…という位置づけらしいのだが、多くの人が認めるようになかなかどうして。
このころには「マドンナ」という呼称はまだ定着していなかったのかもしれないが、本作でのそのマドンナ、佐藤オリエという女優は若い頃の浅野ゆう子を少し庶民的にしたような印象で、今回が初お目見えではあったが好感度十分。ただ倍賞千恵子の輝きがまだまだまぶしいので(笑)
ミヤコ蝶々の登場シーンでも、東野英治郎の登場シーンでも、つい声を出して喜びを表現してしまいそうになった。小津作品「東京物語」での笠智衆と東野英治郎が旧交を温めあって泥酔するシーンが記憶に新しい。実際は二人とも下戸だという話が微笑ましくもあり、感嘆するところでもあったのであるが、本作でも寅さんと二人で盃を思う存分に交わしてくれている。残念ながらというか当然ながらというか、御前様こと笠智衆との飲み交わしシーンは本作では実現せず。
三条大橋のたもとでのシーンは嬉しくって嬉しくって。何度も自分で歩いたことのある角にて寅さんと蝶々さんが撮影をしていたことがあったという事実だけで幸せになれる。人間って思ったより単純にできてるらしいと思わされた瞬間であった。[DVD(邦画)] 6点(2014-05-10 08:24:30)《改行有》
2. そして父になる
近年に公開された邦画をほぼリアルタイムにこちらの劇場で味わえる機会はそうそうない。そんななか地下鉄でひょいと行けるIFC Centerにて公開されていたという理由だけで是枝裕和監督がどういった作品を撮ってきたのかという予備知識もないままにえいやっと行ってみた。その時には数日後別の劇場で彼の作品「ワンダフル・ライフ」にも遭遇するとは知りもせずに。
都心の高層マンションに住む経済的に恵まれた家庭というのがいかにもろいものかという面もみせてくれる。「冗談じゃないよ…」と彼の口からこぼれるような生活環境も、別の視点にたてばそちらの方がもっともっと素朴でたくましい。物質面の豊かさなんてものはすぐになくなってしまう美味しいお菓子みたいなもの、毎日を生きぬいていくための心と体の栄養にはならない。そんな考えも頭のなかで渦巻く。
ほんの数話みただけの「カーネーション」を通して知った尾野真千子、その彼女の物憂げな表情が印象に残った。前々から気になっていた『萌の朱雀』、ぜひ鑑賞してみたい。そのきっかけのひとつがリリー・フランキーの映画解説本だったという事実もツボ。
こちらの映画館での遭遇回数が多い俳優さんに夏八木勲、風吹ジュン、そして樹木希林がこの度晴れてランクイン。[映画館(邦画)] 5点(2014-04-02 10:50:58)《改行有》
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