みんなのシネマレビュー |
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1. 続・深夜食堂 《ネタバレ》 TVドラマのシーズン1を見てからずっとファン。 前作の映画と比較すれば新鮮味に欠けるが、良い意味では安定の世界観だった。常連客が食堂に求める「より処」感を、見ている者も共有できるのがこの作品の魅力。 泣けるわけでもなくドラマとしても半ナマ状態で突っ込みどころ満載だが、客から語られるエピソードや厨房での香ばしい調理音を求めて、半年に一度は見たくなるような心が温まる作品。[インターネット(邦画)] 6点(2017-11-07 16:35:05)《改行有》 2. ソードフィッシュ 《ネタバレ》 ストーリー展開が最後まで読めずで良い。観客をミスリードしていく筋書きは大好物だし、今回も見事にミスリードされて、意外性を味わうことができた。 ジョン・トラボルタの板についた悪役が見もの。余裕のある落ち着いた人物像で、威厳があった。自分の望むものなら手段は選ばない冷酷さが特に良かった。[インターネット(字幕)] 7点(2017-07-25 21:04:17)《改行有》 3. ソウ 《ネタバレ》 幾重にも予想を裏切ってくる。脚本の良さが魅力的な、上質なサスペンス。 登場人物の一挙手一投足が何かの伏線になっていたりするので、見逃せないし緊張感が持続する。 黒幕の病理的な嗜好が明らかにされていくにつれ、単純な「恐ろしさ」と同時に、犯罪美学のような恍惚さえをも感じさせられる。[DVD(字幕)] 7点(2017-06-16 19:24:13)《改行有》 4. ソーシャル・ネットワーク 《ネタバレ》 FBの元祖。天才はブッとんでいるなあ、といい意味で感銘。 圧倒的な才能を持っていたらこうも孤高に生きられるのか。少し羨望。 フィンチャー監督の落ち着いた静かな見せ方が見事にマッチしていた。[インターネット(字幕)] 6点(2017-05-18 22:14:43)《改行有》 5. それでも夜は明ける 《ネタバレ》 あまりにも痛切な実話。 奴隷といえど人間なのに、虫けら扱いされていた現実に背筋が凍る思いをした。 今回スポットが当たった奴隷以外にも、奴隷の数だけ波乱万丈のドラマがあるんだなと確信した。 本作でアカデミー助演女優賞を受賞したパッツィー役のルピタ・ニョンゴの演技は、悲痛が伝わってきて見事なものだった。[インターネット(字幕)] 6点(2017-05-09 20:58:00)《改行有》 6. そんな彼なら捨てちゃえば? 《ネタバレ》 最初の方はいい感じで進んでいたが、中盤辺りから間延びしたような退屈な印象。 いろんな恋愛観を紹介するインタビューカットは映画の世界と近いようで遠い・・・不要と感じた。 なにより気になったのが邦題の不適切さ。 原題のコンセプト"He's Just Not That into You"は、邦題の「そんな彼なら捨てちゃえば?」とあまりにも価値観がかけ離れていて残念で仕方ない。[DVD(字幕)] 5点(2014-12-06 18:53:00)《改行有》
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