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プロフィール |
コメント数 |
91 |
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自己紹介 |
ここに限らず、よく「見る回数」に2回以上だとすごく見ているみたいに書いている人がいますが、気に入ったものであればレンタルでも二回、購入したものであればそこそこ気に入れば10回は見るのでたかだか2回以上で、すごく見た、すごく名作と言う神経がわかりません。 個々人の感性の違いなのでとやかく言うつもりはあまりないですが、2、3回でまるでものすごい回数見たかのように言うのは違和感を感じます。 |
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1. ソナチネ(1993)
《ネタバレ》 もう、二元論ではないが、この作品を高評価する人と低評価する人がいる、ただそれだけ。
低評価する人の意見とか全然いらないんだよなぁ。
低評価する人にわざわざ力説しようと思わないし。
強いて映画に関して言えばカット割が異常。
基本的に北野武はカット割が天才的というか天才だが、
この映画のは特に際立っている。
これであらすじはおぼろげで順撮りだっていうんだから天才と言うしかない。[DVD(邦画)] 10点(2021-01-16 02:09:15)(笑:1票) (良:1票) 《改行有》
2. 続・終物語
《ネタバレ》 2018年秋か冬あたりに劇場公開されて2019年にディスクが発売、同時期にテレビ放送されたもの。
化物語からはじまる物語シリーズのフォーマットそのままの30分6話編成。
あくまで終物語の続編なので化物語から終物語まで見てないと何のこっちゃって内容になるし、完全一見さんお断り。
内容は阿良々木くんが鏡の世界に行っていつもと違う面々に出会う、ってことなんだが、あまり面白くない。
劇中でも何度か言われてるが、この物語は「終物語のおまけ、物語シリーズのおまけ」であって、
例えば物語シリーズセカンドシーズンあたりであれば、この話だけ突然見ても楽しめる、というのはあったんだが
これは前置きがある、一種のセルフパロディなので、物語シリーズを見たことがないのであればまず化物語から見るのがいいし
何より終物語のネタバレの続きなので最低でも化物語、偽物語、セカンドシーズン、終物語は見てからにしたほうがいいし、
それを見た上で見てもらっても、多分つまらない、という話になってしまうが、
それでもまぁ、傷物語とかいうポンコツ映画三部作に比べたらあらゆる映画はまともです。
うん、これは完全にテレビ放映すべきものを劇場公開しました、なのだな。[DVD(邦画)] 5点(2019-10-26 23:00:08)《改行有》
3. そして父になる
《ネタバレ》 去年の6月にテレビで見たらしいがCMが多くて変なCM入りだったとあるので地上波かな。
プロットは割と単純で、出生時に取り違えになった男の子ふたり。
父親二人は、片方(福山)はエリートで多忙で嫌味、もう片方(リリー)は貧乏で奔放で暇。
ちょうどエリートのほうは、なんで自分の子供なのにこんなにできないんだ?と思っていたところ、という。
ここまではまあまあよくある話なんだが、ここからの味付けで本当に才能に差が出るなぁと。
まぁ、ただ、嫌味に見ればこれは逆算の映画かな、と。
最初にたぶん福山ありきで持ち掛けられた話じゃないかなと。
そこで監督は思いつくわけだ、そうだ、福山を嫌な役にしようと。
福山といえば大体いい役だから、そういう「役職」の「いやな性格」に、
その逆といえばで意表を突いたと言えるのがリリーだろう。
以降リリー=貧乏父さんというイメージが付いて回るわけだが。
なんにせよこの話の気持ち悪いところは、誰にでも共感できるところだろう。
子供を自分の子供じゃないと思うのは男親だけかもしれないが
子供がこの親本当に自分の親なのだろうかと考えるのは人生に一度くらいはあるだろう。
親がよく冗談で言う「(元から)うちの子じゃない」「橋の下から拾ってきた」の延長とも。
それにしても元々俳優である福山の演技はお世辞にもうまいとは言えないのが
元々漫画家だった演技のうまいリリーとの対比で、福山の演技も許せるかなぁと。
この見せ方も明らかに監督の計算だろうのは言うまでもないのでやはりうまい。
そして何よりこのタイトル、これは明らかに福山が演じる父親に100%かかっている。
リリーの演じるほうではない、というところだろう。[地上波(邦画)] 8点(2019-08-21 03:42:27)(良:1票) 《改行有》
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