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プロフィール |
コメント数 |
31 |
性別 |
男性 |
自己紹介 |
基本的に(よほど確証のある時以外は)「酷評」はしません。 (というより、できません)
多くの方が了解されていると思いますが、単なる誤解や無知に基づく「酷評」には、冷笑や憫笑以外の価値はないからです。 自らの無知や無能を棚に上げ、貧困なスキーマ(人生経験によって形成される思考の枠組み)を振り回して「これは駄作だ!」などと得意がるようなミットモナイことだけは決してしないように、自戒しております。
せめて「この作品の良さは、私には理解できないないけれど…」くらいの謙虚さは忘れずにおきたいものです。 |
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1. 失われた週末
精神的不具や肉体的障害といったテーマに対してアカデミー賞は下駄を履かせすぎる(甘すぎる)と、淀川御大がどこかの本で苦言を呈していました。確かに、「これがオスカーかいな?」との疑問がないわけではないです。ワイルダー作品に関する世間的ランクとしても、さほど人気作とはいえますまい。ただ、アル中一歩手前の自分としては、R・ミランドの心理がよーーーく分かります。酒が欲しいとか飲みたいとか、最早そういう次元の話ではないんですよね。とにかく体内に入れないことには、呼吸することさえ苦しい、視野に入るものすべてに腹が立つ、といった精神的圧迫感なんです。以前、引っ越しをした時の話ですが、片付けを一段落させた後に「さて、一杯いくか」と思ったところ、冷蔵庫に何もないことに気づき、慌てて近所のコンビニに走ったものの酒を置いていないクサレ店であることが判明、鬼のような形相で周囲500メートル四方を駆けずり回り、その道中では、すれ違う際に肩がぶつかった人を殴りつけ(その時の人、スイマセンデシタ…)、角からいきなり無灯火で飛び出してきた自転車を突き倒し(本当にスイマセン…)、閉まっていた酒屋のシャッターを数度にわたり蹴り上げ(重ね重ねスイマセン…)、文字通りの一大騒動でした。そして、ようやく手にしたブツを食道に注入した時の快感ときたら…すいません、どうでもいい話でした(苦笑)。7点(2004-05-22 11:49:59)
2. ウエスト・サイド物語(1961)
クソガキ連中の不良ゴッコか…と、あくびを噛み殺しながら観ていたのですけれど、途中からのシリアスな展開には素直に引き込まれてしまいました。歌やダンスの評価を云々できる者ではないので、その点は留保するとしても、ビジュアル面でもサウンド面でも「静」と「動」のコントラストは、感覚的に心地好かったです。ラストの静寂さは身に染み入りました。黒人差別解消を訴えた公民権運動など、当時はまさに民族問題の大きな転換期でしたが、そのあたりの微妙さが皮膚感覚で分からないので、点数はこのくらいにとどまるわけでして…。8点(2004-02-22 20:01:50)
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