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8点以上は超お勧め。 ソフトを購入しています。 7点は面白いけど、1度の鑑賞で十分。 ソフトの購入まではしていません。 6点以下はハズレ。 ある意味、6点以下の作品を見続けるのは苦行です。 |
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1. 噂の二人
《ネタバレ》 オードリーとマクレーン、二人の魅力がこの映画のみどころです。
子供の残酷な嘘、怖いですね。そのちょっとした嘘がオードリーの恋人、ジェームズ・ガーナーも含めてすべてが崩壊していってしまうんですから。
同性愛じゃない、これは友情なんだ!というテーマかと思ったら、実は片方は本物の恋心があったという、同性愛というものも丁寧に扱っているかと思いきや、最後は恋心を抱いていたマクレーンの自殺で終わってしまう。これって当時の社会を写実的に映しているのではないかと思うんです。
最後、棺桶の前でメッセージを送るオードリー、そのむこうには罪の意識を抱きながら立っている親御さんたちでしょう。恋人もいました。
その連中の視線を合わせず、じっと前を見つめ歩いていくオードリーの姿は本作の一番印象に残るシーンとなりました。
現在ならもっとハッピーエンドに作れたと思いますが、隠れた名作だと思います。[地上波(字幕)] 8点(2013-02-21 05:47:19)(良:1票) 《改行有》
2. ウエスト・サイド物語(1961)
子供の頃テレビで観て前半のダンスに感動しました。この映画の主演がジョージ・チャキリスと勘違いされるのは例の有名な片足を上げるシーンが必ずCMで使われるからではないでしょうか?
数年前に来日したジョージ・チャキリスは全くといっていいほど変わっていませんでした。
今回、この映画を放送する前に5,6分間、市村正親さんが熱烈に本作の素晴らしさを自分の体を使って訴えていましたが、あれはNHKの上手い手だなと思いました。
あの対談を観たら、その後に続く本編を観ない訳にはいきません。
度々タレントのタモリさんが、会話の途中で突然歌い出すというミュージカルが全然理解できないと言ってますが、それを聞くと私は必ず「ウエストサイド物語」を思い出してしまいます。
映画通の人が「あの曲はナタリー・ウッドが歌っているんじゃないよ」と言ってました。
空手をやっている友人が「あの蹴りでは相手には効かない」と笑っていました。
そんな人が周囲にいる中で、この作品の全てを感動出来る自分がいることに幸せを感じます。
この作品に足りないものは何なのでしょうか?
私にとって「サウンド・オブ・ミュージック」と並んで満点以上のミュージカル映画です。
観客の心を揺り動かす全ての要素が含まれていると思います。[CS・衛星(字幕)] 10点(2010-10-11 01:30:41)《改行有》
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