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プロフィール
コメント数 731
性別
自己紹介 奥さんと長男との3人家族。ただの映画好きオヤジです。

好きな映画はジョン・フォードのすべての映画です。

どうぞよろしくお願いします。


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人生いろいろ、映画もいろいろ。みんなちがって、みんないい。


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【製作年 : 1980年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
評価順1
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1.  ヴィデオドローム クローネンバーグの最高傑作のひとつに、おいそれとした点数はつけられない。一応もっともらしい理屈は語られるものの、現実と妄想が一体となって世界が変調していくあたりのいい知れない恐怖は、確かに『ザ・フライ』以上。イッちゃってるよなあ。それ以上に、この現実に対するクローネンバーグの絶望と狂気の深さがひしひしと伝わってきます。最初に見たのが、輸入版(しかもダビングを重ねた劣悪なやつ)ビデオで、こっちの精神が変調するんじゃないかという戦慄を覚えたことを、鮮烈に記憶していることもあって…10点(2003-05-30 18:25:24)

2.  動くな、死ね、甦れ! 《ネタバレ》 何と言ったらいいのか…とにかく、とてもひと言ではコメントしようのない映画です。どうやら第2次大戦後間もない、シベリアに近いド田舎の小さな町に生きる悪ガキと、そのガールフレンドが主人公。ふたりの生きる日常が、リアルに、時にはシュールに、脈絡もなく描かれる。特に男の子の、鬱屈した心情や突拍子もない悪戯(便所をあふれさせたり、果ては機関車を脱線させてしまう!)は、実に生々しく、見ているぼくたちもいつしか彼と一緒になって「日常という名の冒険」を続けているよう(どこかの評論家が「まるでトリュフォー監督の『大人は判ってくれない』のアントワーヌ・ドワメルのようだ」と、言ってたっけ。ほんと、そんな感じです)。劇中、おそらくシベリア抑留中の日本兵が歌う”民謡”が突然聴こえてきたり、とにかくハッとしたり、おおっと唸らされたりする瞬間の連続なんです。その最たるものが、ラストシーンでしょう。まんまと大人たちを出し抜いてカネをせしめたふたりが、残忍な仕打ちを受ける。そしてその変わり果てた姿に気がふれた母親は、全裸になってほうきに跨がり、往来を駆け巡り続ける…。このあまりに残酷で、痛ましい結末は、正直トラウマになります。もう、記憶に焼き付いて消えてくれない。しかし、それ以上に、あらゆるシーンが驚くほどの詩情、「苛酷な詩(=死)の気配」に満ち満ちている。おそろしく口当たりの悪い作品であることは確かだけど、覚悟(?)してでも見る価値があると断言しておきましょう。 9点(2003-11-14 13:28:40)(良:1票)

3.  海辺のポーリーヌ 他愛ない男女のよしなしごとを、ほとんど古典的な優雅さの会話劇に仕立て上げるロメール監督。一方で、若い女性、特に少女に対するまなざしがなかなかにスケベで、高尚なロリコン映画としても楽しめます。なかでも、『クレールの膝』と並んで最も「萌え」ているのが、本作。ポーリーヌのきゃしゃな胸の三角ビキニ(?)にゃ、思わずドキドキします。…って、ロメール・ファンに怒られそうだけど。8点(2003-10-06 12:41:10)(笑:1票)

4.  ウィークエンド・シャッフル う~ん、日常の裏側にはこれだけの不条理や背徳(?)がうごめいているんですよ…という内容は面白いんだけどねえ。映画は何かチープでうらぶれた「貧しさ」ばかりが眼について、失望。ただ、秋吉久美子のヌードは「ごちそうさま」でした…。5点(2003-09-18 11:02:13)

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