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【製作年 : 1990年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
1. ヴァージン・スーサイズ これは「少女の為の映画」ではない。むしろR25にすべき映画。十代頃、危うさを持っていたけれど、今はすっかり図太くなった女性たちの心にこそ滲みる映画だと思う。これを論じて自殺の是非とか、命の重さとかいうのはナンセンスだ。「少女たちがどこまでも美しい」ということだけに意味があるのだから。現役十代の女の子たちに見せるのは、とてつもなく危険だろう。ソフィア・コッポラは凄い。ゴットファーザーの娘という気負いがあったろうに、これだけ繊細で独自の世界観を築けるのは凄い。フィールドで、一人目覚めたラックスが、ぎこちなく靴を履くシーンとか、秀逸。応援したい女性監督の筆頭。キルスティンは他のどの映画よりも可愛いし、ジョシュも滑稽だけど、とてもハマっていた。好きだなぁ、この映画。9点(2004-01-20 10:03:12)(良:1票) 2. ウェインズ・ワールド 中学生くらいの時、友達と映画館に観に行って、無理に笑ってたなぁ~ この映画で「笑える」のが「格好いい」と思ってました。音楽通ってカンジで(爆)。あれ、マイク・マイヤーズだったんですね~! 今このサイトを観て知りました。限りなく下らないのは判ってるんだけど、超主観的に悪い点は付けたくない映画かな。ただオンタイムで見ないと何の価値もないので、他人には決して薦めません!7点(2004-01-03 01:12:45) 3. 打ち上げ花火、下から見るか? 横から見るか?(1993)<TVM> さすが、上手いなぁと、唸る一作です。あの時代の子供を、変に美化することもなく、やたらやんちゃに描くでもなく、もう本当にその辺にいそうな男の子っぷりに描くのは、監督の観察眼と繊細さのなせる技なのではないでしょうか。奥菜恵の、可愛いのにどこか陰気で、まともそうでいて、突拍子もない不思議少女ぶりが、なずな役にぴったりハマっていて好印象でした(なんだかウィノナ・ライダーを彷佛させられました)。私は何歳まで、花火は平べったいって思っていたかなぁ~ 8点(2003-12-18 12:05:25) 4. ウェールズの山 良い意味でも悪い意味でも、まさしくディズニー映画です。カメラが良い! ほの若いヒューが良い! 邦題をなんとかお洒落にまとめてほしかった。7点(2003-10-20 13:43:41) 5. 運命の逆転 ひじょうに興味深い映画でした。グレン・クローズに語らせるというやり方もなかなか! 疑問が残るんだけど、嫌な感じがしない残り方。弁護士たちのやりとりも面白かった。ジェレミー・アイアンズ上手い! ただの「若い女を誘惑するのが大得意」俳優かとおもいきや。声がものすごいダミ声だったのは、役づくりなんですね。あのハゲは・・・? 役づくり、それとも実はハゲ? 気になる・・・8点(2003-09-28 07:57:18)
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