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プロフィール |
コメント数 |
87 |
性別 |
女性 |
自己紹介 |
まだ辛うじて20代。年をとるにしたがって、映画も本も昔よりも深く味わえるような気になっています。昔なら「つまらん」と一蹴していた映画の良さが分かったとき、にんまりとしてしまいます。 |
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1. 美しき運命の傷痕
《ネタバレ》 なんて見事な映画なんだろう。終映後まずそう思いました。
托卵のシーンからやられました。初めは「狡賢に生きる」ことの象徴かと思いましたが、「家族の崩壊と破壊者」の象徴の気がします。
夫の浮気が切っ掛けで崩壊する3つの家族。それに関わる女性描写がものすごく見事でした。特に長女と次女の心情に共感できたので、この映画すごく楽しめました。
母親と長女が夫の裏切りを知った時にとった行動の違い、長じて破壊者となる三女、おそらく父を死に追いやった罪悪感を抱えているために自己評価の低い次女、全てを拒絶する母親。どの人物にもリアリティがあり、最後の母親のセリフにも説得力がある。
その中でも長女は立派でした。私もああいう行動が取れるようになりたいです。
運命と偶然、王女メディアの例えなどイマイチ理解できない部分もありましたが、ずっと心に残る映画になりそうです。
ただ女性に比べて、男性描写がないのは残念でした。またキェシロフスキの映画が好きな私には、演出過多でした。サスペンス調な演出や音楽はこの脚本を損なっていると思います。なので-1点。プレイスネルの厳しくも透明感のある音楽とキェシロフスキの淡々とした映像で見たかった~と心から叫びます。
[映画館(字幕)] 9点(2006-05-17 12:41:12)《改行有》
2. ヴェニスの商人
《ネタバレ》 アル・パチーノとジェレミー・アイアンズの演技が素晴らしく、裁判のシーンが見所だった。ただそれ以外はシーンも登場人物も平凡。求婚のシーンなどもたいして面白くなく、長く続くので飽きてしまった。女優たちの印象も薄い。
シャイロックに同情しながら見ていたので後味はとても悪かった。最後の指輪が云々のシーンなど、どうでもよいのでイライラしながら見ていた。原作もこんなにイライラする話なのか?そのうち読んでみようと思う。[映画館(字幕)] 6点(2006-04-06 00:26:29)《改行有》
3. 麗しのサブリナ
文句無くヘップバーンがかわいい。パリ帰りの犬を連れながら車を待つ、洗練された姿は本当に誰でもほれてしまうと思います。ああいう変身劇は、現実には無理とは分かりつつも乙女の永遠の憧れですね。強化プラスチックやオリーブなど小物も使われて、楽しい映画です。8点(2004-05-05 01:49:49)
4. ウエスト・サイド物語(1961)
音楽とダンスが秀逸。好きな曲がいくつもある。最近デジタル修正版(?)が出たので劇場で見たらビデオとは迫力が全く違った。決闘をしにいくときの4部合唱はとても興奮した。高校の音楽の授業で、先生(男)がトニー役、生徒がマリア役で「Tonight」を歌う課題があったが、あれは無理があったと再認識した。9点(2004-01-05 14:52:52)(笑:2票)
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