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プロフィール |
コメント数 |
67 |
性別 |
男性 |
自己紹介 |
映画大好き人間(当たり前?)。今までは洋画一辺倒だったのが、2003年末に「早春」で小津作品に嵌ってからは日本映画にも関心が出て来た。 もっぱら、パソコン録画→DVD焼き→28インチワイドテレビ+ミニ5.1chという方式で楽しんでいる。 前はサスペンス、アクション、西部劇がメインだったが、今は普通のドラマ(シリアス、ロマンス)の方を良く見る。 また、最近のCG主体の落ち着きのない新作はほとんど見ず(見るのはクリント・イーストウッドくらい)、逆に、古いはずのモノクロの名画が結構面白く新鮮で、宝の山を掘り当てた気がしている。「マルタの鷹」のハンフリー・ボガート、「脱出」のローレン・バコールなど最高ですよ。 |
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1. 浮草
《ネタバレ》 やくざな旅芝居一座の世界を描いた作品で、僕ら一般人?には共感が得にくい内容と思いながら観ていた。でも、まっとうに生きようとする若い二人と、ラストの、そんな世界には到底戻れない男女の再出発とも言えない、ジーンと来る再出発の姿を見て、小津さんの言いたいことがわかるような気がした。何故なら、見方によっては、まっとうな世界に戻れない男女とは、人生の折り返し点を遠に過ぎ、大きい人生の変革などもう出来ない、我々のような中年の姿であるかも知れないからである。そして、その二組の男女の行末を温かい眼で見守る杉村春子の視線が、そのまま小津監督のそれであるのだと思った。8点(2004-01-28 16:28:03)
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