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プロフィール |
コメント数 |
130 |
性別 |
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自己紹介 |
うどんと映画とマーク・ノップラー。これさえあれば幸せです。
■GET LUCKY~♪ |
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1. 運命じゃない人
《ネタバレ》 友人の薦めもあって見たいなあとは思っていましたが、アフタースクールのヒットも相まって、ようやくマイツタヤに登場。勇んで再生してみると、90年代のような湿度を感じる映像にちょっと以外な印象。それでもタイトルから想像した流れになりそうだなっと見ていると、同シーンを登場人物ごとに視点を替え繰り返す演出が始まる。それでも、ベタでスローな流れに飽きがきそうだったが、そこから徐々にスピードアップしてゆく。いや、展開も速くなるが、視点を替える演出がとてもうまく絡みだす。そこまでの映像の中で、何気なく見ていたポイントが利いてくるから余計に面白い。Tパズルのようにシンプルでいて、よく練られています。組長と便利屋やまちゃんのコンビのように、どこか愛嬌のある俳優陣もいい感じだし、ラスト近くの悪戯もまんまと騙されたりと茶目っ気たっぷりの演出には本当に参りました。ただ、これだけの道中を見せられた後だからか、ラストに少し不満が残るのもたしか。正直、“またあ?”と思いましたもん。それとも冒頭の約束と彼女はなにか関係あるのかな?ただ時間を強調するため?ん~これだけ面白いとラストに仕掛けがあるように思えてならないのだが・・。まあ、悪くはないんですけどね。しかし、このままいくと、十分運命的なような気もするのだが・・。[DVD(邦画)] 8点(2008-12-04 23:21:00)
2. 雨月物語
怖いな。朽木邸での映像は若狭はもとより、枯れ木越しの邸の映像といい、鎧兜といい、おどろおどろしくも美しく、その後の廃墟(というより跡)はまた、見るからに恐ろしい廃墟を残すのではなく、呆気ないほど潔い美しさがあった。その対比が余計に怖かった。また笙や笛の音がこれ程までに映像を盛り上げるとは。すんごい。撮影場所が琵琶湖?というのも驚き。邦画でありながら何か遠い印象だった本作も親近感が湧いてきました。話も判り易いしね。なんか日本昔話をとてもリアルにしたような作品。ここでも女の強さ、執念に圧倒されました。[DVD(邦画)] 9点(2007-04-22 13:33:27)
3. 浮雲(1955)
《ネタバレ》 浮雲といえば聞こえはいいがふわふわと自分勝手な男が憎らしい。女が一人で生きていくことが難しいこの時代にいくらひどい目にあっても愛し続けるゆき子のなんと健気なことか。しかし冷静に考えてみるとこれこそ男女の性なのか、、現代では少し違う気もするが本質かも知れない。冷たい雨に降られてばかりのゆき子も温泉でのひと時や屋久島までの道中は幸せだったのだろう。しかしこの男に関わった3人の女は浮かばれるのだろうか。[DVD(邦画)] 7点(2007-01-21 22:30:36)
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