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1. ヴァレリアン 千の惑星の救世主
原作コミックはタイトルくらいは聞いたことあるレベルで未見です。
スペースオペラの映像化となるとどう頑張ってもスター・ウォーズの呪縛から逃れることができないことは最初からわかっているようなもので、劇中、既視感しかなくて何の驚きもありませんでした。SF映画でこれは致命的でしょう。
出オチ的な凝ったキャスティングは楽しめましたが、見た次の日には内容をすべて忘れてしまいそうな映画でした。[地上波(吹替)] 4点(2023-05-05 15:46:56)《改行有》
2. ウォーターワールド
《ネタバレ》 違うんですよ。この映画は駄作と言われて久しいですけど、1979年にポストアポカリプスの元祖、「マッドマックス」が世に出てから散々作られまくった「なんちゃってマッドマックス」の一編に過ぎないんです。それをどこでどう間違ったのか当時の大スターであるケヴィン・コスナーが製作、主演したことによって、この手の映画はまず見ない層の興味を悪戯に引いてしまった・・・結果として惨敗、酷評の嵐となったのは皆さんご存じの通り。
個人的には当時のケヴィン・コスナーが出演しそうな種類の映画とはとても思えないのですが、実はこういうの好きだったんでしょうね(笑)自分で製作までしちゃってるし。ウケないのは最初からわかりそうなものなのでプロデューサーとしては失格だと思います。
デヴィッド・トゥーヒーの脚本も、彼の他の作品でもよくやっているマカロニ・ウェスタンを下敷きにしたようなもので、流れ者のアウトローが反目しながらも仲間と共に困難を解決して、独り去っていくという、古臭いものです。そして何より問題なのはこの映画に100億円掛けたようには到底見えないことでしょうね。
因みに私はケヴィン・コスナーはどちらかと言えばキライです。でも、実際の映画の出来は全く持って〝普通〟だと思います。特筆すべきところもないですけど、これより酷い映画は山とあるので、駄作というほどでもないと思います。[CS・衛星(字幕)] 4点(2022-08-09 00:24:40)《改行有》
3. ウエストワールド
《ネタバレ》 まだTVゲームもない時代(厳密にはあったでしょうけど、一般には全く認知されていなかったハズ)にコンピュータでロボットを制御し、細かい行動の設定までできるというアイデア、それもそれを扱うテーマパークですからね~。バーチャルリアリティよりはアナログですが、発想は根本的には同じであり、製作年を考えれば、恐ろしく先鋭的だと思います。しかも自分で監督までして、マイケル・クライトンはホント化け物ですね。
ただ、デロスのテーマパークとしての側面をじっくり見せ過ぎで、少し間延びしているような気もします。でも、当時の観客にはここまでじっくり描写しても付いていけなかった人も多かったんじゃないでしょうか?
ユル・ブリンナーが言わばユル・ブリンナーのロボットの役をやっているというのも、よく実現したなぁ~と感心します。
いろいろと突っ込み処も多いですが、なかなかの佳作だと思いました。[CS・衛星(字幕)] 6点(2021-03-02 20:46:39)《改行有》
4. 打ち上げ花火、下から見るか? 横から見るか?(2017)
《ネタバレ》 何というか・・・いろいろと浅過ぎます。
実写の、それもSFものをアニメでリメイクしたのであれば、いろいろと表現の幅が広がっていくらでも面白くなりそうなのに、映像もストーリーもテーマも薄っぺらく何も感じるところがありませんでした。
まあ、タイムスリップの表現が、時を戻しているわけではなくて選択肢によって世界が多層構造になっている、みたいなのは少しだけ面白いと思いましたが・・・今時のアニメじゃ今更なのかな?そういうの?
この内容なら30分アニメで十分でしょう。一時間半でやるのなら全てに於いてもっともっと踏み込むべきではないでしょうか?[地上波(邦画)] 2点(2020-08-09 00:23:08)《改行有》
5. ウエスタン
とにかく長いので繰り返しの鑑賞は難しいが、本当に好きな映画。このどっしりとした質感とカッコよさは今の映画で出すことは不可能だろう。ラストの決闘シーンからエンディングまでの流れは何度見てもシビれさせてくれる。[CS・衛星(字幕)] 8点(2015-09-28 21:34:01)
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